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2015年6月8日のブックマーク (10件)

  • 豚が日本を救う?明治四年の教育ベンチャー「布田郷学校」 | Kousyoublog

    明治維新直後、現在の東京都調布市に、何もかも無償で教育を行う画期的な初等学校があった。その費用は全て、その費用を賄うことを目的として設立されたある企業の収益で賄われたという。布田郷学校と郷学校種豚会社、そして一人の企業家のささやかなお話。 現在の東京都調布市一帯は甲州街道沿いの宿場として国領宿・下布田宿・上布田宿・下石原宿・上石原宿の五つの宿場町(布田五宿)があり、江戸時代以降旅人や荷物を運ぶ人足の往来で栄えていた。明治元年(一八六八年)、上布田宿で旅籠を営む原道太郎(後の原豊穣:一八四三年一月四日~一九一七年四月六日)は旅籠の常客であった公家閑院宮家の下級役人寺嶋豊三から、旧幕臣角田米三郎という人物が設立した協救社の話を聞かされる。 ■協救社の理念と養豚ビジネス 角田米三郎という人物については一橋慶喜に仕えていたということ以外詳しくわかっていない。だが、協救社に関する資料から非常に変わり

    豚が日本を救う?明治四年の教育ベンチャー「布田郷学校」 | Kousyoublog
  • 貧困層の支出、収入の1.8倍に 家賃や食費負担重く 米

    ニューヨーク(CNNMoney) 米国で、低所得層が収入を超える額のお金を使っていることが分かった。こうした人々は、貯金を切り崩したり家族に依存しているほか、場合によっては借金に頼らざるを得ないのが現状だ。 CNNMoneyが米労働統計局のデータを分析したところによると、下位30%層の年収は、フードスタンプなどの政府補助も含めて平均1万4000ドル(約170万円)。ところが、支出の方は年間2万5000ドル以上(約300万円)と、収入の約1.8倍に上っていることが明らかになった。こうした支出の多くは、家賃、交通費、費といった基礎的な出費に充てられている。 低所得層には、社会保険で収入を補っている高齢者や、両親に助けを求めることができる学生も含まれている。だが、単純に日々の生活に十分な収入を得られていない低所得層も多い。こうした人々はしばしば、給料を担保にする消費者金融やクレジットカードに頼

    貧困層の支出、収入の1.8倍に 家賃や食費負担重く 米
  • ボコ・ハラム指導者失脚か、新動画公開も言及なし

    ナイジェリアの過激派組織「ボコ・ハラム」が公開した、声明を発表する同組織のメンバーの映像の一コマ(2015年6月2日、映像から撮影)。(c)AFP/HO/YOUTUBE 【6月3日 AFP】ナイジェリアのイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が2日、新たな動画をインターネット上に公開し、ナイジェリア、カメルーン、チャド、ニジェールの4か国の軍部隊による攻撃で同組織が大敗を喫したという軍側の主張を否定した。 10分間の動画メッセージは、動画共有サイトのユーチューブ(YouTube)で公開された。ボコ・ハラムが動画を公開するのは今年2月以来だが、同組織の指導者アブバカル・シェカウ(Abubakar Shekau)容疑者の姿は写っていない。 戦争犯罪の容疑がかけられているシェカウ容疑者は、ボコ・ハラムが過去3年間に公開したほとんどの動画に出ていたことから、同容疑者の行方につい

    ボコ・ハラム指導者失脚か、新動画公開も言及なし
  • 【図解】過激派組織「イスラム国」の支配地域

    【6月5日 AFP】イラクとシリアでのイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」の支配地域を示した図。(c)AFP

    【図解】過激派組織「イスラム国」の支配地域
  • 浮世絵のカエルたち

    浮世絵に登場するカエルたちの可愛らしい姿です。 太田記念美術館にて、2014年8月30日~9月25日に開催された「江戸妖怪大図鑑 第3部 妖術使い」展に出品した作品から紹介しております。 現在、展覧会は終了しているため、作品をご鑑賞いただくことはできません。 また、展覧会図録も完売しているため、ご購入することができません。何卒ご了承ください。

    浮世絵のカエルたち
  • 「総員玉砕せよ!」水木しげる著

    漫画家水木しげる自身の戦争体験を元にしたニューブリテン島ズンゲンでの日軍玉砕を描いた作品。 1942年、日軍はニューブリテン島を占領すると周辺地域等含め約10万の兵力が投入され軍事拠点が築かれた。ラバウル航空隊と呼ばれる航空部隊の部等が置かれ難攻不落のラバウル要塞として連合軍に警戒されたが、米陸軍司令官マッカーサーは正面からの攻撃は困難と見ると、包囲と爆撃にとどめてラバウル要塞攻撃を回避、日軍が手薄なサイパン島等土攻略に重要な拠点に戦力を集中することでラバウル要塞を孤立させ無力化していった。 水木しげる(武良茂)は昭和十八年十月、成瀬懿民少佐率いる臨時歩兵第二二九連隊支隊麾下の第二中隊(児玉清三中尉)に配属され、そして昭和二十年、成瀬少佐は連合軍の攻撃を受け玉砕命令を下すが、児玉中隊長は玉砕命令を拒否してゲリラ戦に転じ、そのおかげで水木しげるは激戦の中で左腕を失いつつも九死に一生

    「総員玉砕せよ!」水木しげる著
  • 「姑娘」水木しげる著

    水木しげるが後年、中国出兵していた人物から聞いた体験談を元に描いた短編作品。姑娘(クーニャン)とは、中国語で若い未婚女性、お嬢さんといった意味である。 第二次世界大戦中、中国侵略を進めていた日軍のある分隊は、小さな村へと侵攻、ある家に女性物の下着が干されているのを発見したことから、狂気にかられ始めていく・・・ 「姑娘を捕虜として部隊長の前へ出せば「殊勲甲」まちがいなしというところでしょう!」そう部下が進言し、分隊長も「どうやら敵もいないようだし・・・・・・こうなったら姑娘ひとりでもつれてかえらなきゃあ手ぶらでかえるわけにもいかんな!」その部隊の暗黙の了解として、中国人女性の略取が日常化していたかのように描かれている。 かくして分隊長以下若い女性「姑娘」探しに奔走。ついに、彼らは村長宅で息を潜めて隠れている村長の娘を見つけ出し、懇願する村長夫婦を一喝して、強引に彼女を連れ去っていくのだった

    「姑娘」水木しげる著
  • SNPの躍進とナショナリズムの脱民族化――国のかたちを再想像するスコットランド/久保山尚 - SYNODOS

    SNPの躍進とナショナリズムの脱民族化――国のかたちを再想像するスコットランド 久保山尚 スコットランド史、スコットランド政策研究 国際 #スコットランド#SNP 2015年5月のイギリス(UK)総選挙で、スコットランド国民党(Scottish National Party = SNP)が議席を6から56に急増させ脚光を浴びた。 過半数以上となる331議席を獲得し政権を組んだ保守党、232議席の労働党に次いで、SNPはUK全体の第三党となっただけではなく、スコットランドにおいては50%の得票率、59議席の9割以上を占める地滑り的勝利であった。 選挙前から世論調査等でSNPが躍進することは予想されていたが、56議席という結果は予想を大きく上回るもので、SNP党首のニコラ・スタージョンも驚きを隠せない様子であった。 SNPの躍進について、日語メディアで様々な解説が行われているが、いずれもロン

    SNPの躍進とナショナリズムの脱民族化――国のかたちを再想像するスコットランド/久保山尚 - SYNODOS
  • 幸福を求めてしまう哀しみ~「ねずみ男の冒険」水木しげる著 | Kousyoublog

    水木しげるがマガジンデビュー前の1964~65年頃にガロや忍法秘話など貸漫画に発表した短編を中心に編集した短編集。のちに世間知の権化ねずみ男として人気を博すことになる頭巾姿のキャラクターに人間たちが翻弄される様子をシニカルに描いた作品がずらりと揃っています。 収録作品は以下の18作。「勲章」「合格」「はかない夢」「神変方丈記」「ああ無情」「不老不死の術」「夢の糧」「幸福の甘き香り」「空想石」「空のサイフ」「錬金術」「マンモス・フラワー」「「幸福」という名の怪物」「仙人酒」「心配屋」「悪魔の使者」「海じじい」「子供の国」 その収録作品の中から4作品を紹介。 「勲章」 ガロ第三号に掲載された作品。舞台は平安時代。ねずみ男は「とうとう人類の夢を実現したぞ」と空をヒョイっと軽やかに飛んで見せる。それを見ていた出っ歯メガネでお馴染みの太政大臣は、ねずみ男を国宝に認定して勲章を授けてしまう。実は

  • 「敗走記」水木 しげる 著

    1970年に発表され、のちの「総員玉砕せよ」につながる水木しげる戦争漫画の代表作のひとつ。表題の「敗走記」のほか「ダンピール海峡」「レーモン河畔」「KANDERE」「ごきぶり」「幽霊艦長」が収録。数年ぶりに再読して、ふと感想書いていなかったことに気付いたので、その中から特に面白かった、「敗走記」「ダンピール海峡」「レーモン河畔」「幽霊艦長」の感想を簡単にメモ。 人の経験もあるが基的には真山という水木の友人の体験を中心に構成された作品だが、主人公は「水木」とされている。昭和十九年南太平洋ニューブリテン島で孤立した主人公「水木」の脱出劇で、とにかく絶望的な状況で九死に一生を得る過程が描かれるのだが、命からがら逃げ延びた彼に、司令部は酷い対応をするのだった・・・ 最後の「戦争は 人間を悪魔にする 戦争をこの地上からなくさないかぎり 地上は天国になりえない」というコメントは、その後の水木しげる

    「敗走記」水木 しげる 著