残業割増論争に寄せて|マイノリティの地平へ 何回か効率だの生産性だのについて、言及したけど、やっぱり世の中にはここに出てくる例のように、「働くことそれ自体が美しい」という考えの人がいるんだろうなぁ。 同じクオリティの仕事に10時間架けた人間と8時間架けた人間では、10時間架けた人間の方を評価する管理職の感覚も同じくらい問題じゃないかと 10時間掛けるとか、長時間残業するとか、それ自体が「仕事をちゃんとやっているかどうか」の評価になってしまうという。 時間を掛けてコツコツ労働するのが偉いってな信仰なんだろう。 そりゃ確かに、ズルしてササっと終わらせるのは、良くない。 マラソンで、途中ショートカットしたり、電車使ったりしたらアウトだろう。でも、2時間で走り切った人間と、4時間で走りきった人間なら、評価されるのは2時間で走りきった人間である。 仕事だのなんだのも、これと同じはず(それどころか、「