本日発売の『エコノミスト』誌は、左のカバー写真のように特集は「電気がない!」ですが、「学者が斬る」は五十嵐泰正さんが「安易な「労働開国」では低生産性から抜け出せない」と、斬っています。 http://mainichi.jp/enta/book/economist/ この文章の最後のところで、五十嵐さん編の『労働再審2』にわたくしが寄せた小論と通じる提起が書かれています。 >駆け足の現状整理を踏まえて、筆者が「労働開国」議論の前提とすべきと考えていることは、以下の2点に集約できる。 >1つは、総合的な労働政策のなかに外国人というファクターを位置づけることだ。・・・ >2点目は、既に存在する外国人労働者の待遇改善と、新規入国者の出入国管理を切り分けて考えることだ。・・・ >・・・単なる低賃金労働力としての外国人導入によって低生産性と劣悪な労働条件を維持していくという道をまず規制し、優秀な外国人