システム開発の工期を短縮できる手法としてCCPM(クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント)」がある。成果を出すには、単なるツールや手法の導入としてではなく、組織風土を含めたマネジメント全体を変える取り組みとして取り組む必要がある。 CCPMを適用するに当たっては、従来プロジェクトマネジメントとはかなり異なる考え方を、現場のメンバーからリーダー、プロジェクトマネジャー、プロジェクトのオーナーに至る関係者全員が理解する必要がある。 そのためには、CCPMを単なるツールや手法としてではなく、組織風土を含めたマネジメント全体を変えるプラットフォームと見なして、取り入れることが求められる。富士通システムズ・ウエストでCCPM関連サービスの責任者を務める中江功エンタープライズソリューション本部ERPソリューション事業部SAPソリューション部長は「マネジメントそのものを変える、という気持ちで取り