韓国が在米ロビイストなどを動員して、日本をおとしめる世論工作を展開している。日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)の慰安婦発言が注目されるなか、米国内では、日本の歴史認識を取り上げる動きもあるという。片山さつき総務省大臣政務官(自民党)は「われわれは他国の足を引っ張るような卑怯な手は使わない」といい、日本の良さを発信していく秘策を明かした。 今月初めに訪米した韓国の朴槿惠大統領は、オバマ大統領との米韓首脳会談や、議会演説で日本批判を繰り返した。「安倍晋三首相の訪米時より厚遇された」との報道もあるが、確かに、両国の存在感には違いがある。 片山氏は「昨年訪米したときに驚いたのは、親日家で有名な、ジョンズ・ホプキンス大学ライシャワー東アジア研究所長のケント・カルダー氏が『日本担当』から『日本・朝鮮半島担当』になっていた。また、保守系シンクタンクのヘリテージ財団には、巨額の寄付をしているサム