トルコ料理といえば、まず頭に浮かぶのはケバブだろう。ケバブとは肉料理の総称で調理法も、じか火焼き、串焼き、蒸し焼きとさまざま。肉じゃがに近いような野菜と一緒に煮込んだものでケバブと呼ばれるものもある。 日本ではドネルケバブがトルコ発のファストフードとして有名だ。垂直に立てた串に何層も肉を重ねて、肉の柱を作り、それを回し(ドネル)ながら焼いて表面の肉をそぐ。パンにはさんで野菜とソースを加えたサンドイッチをご存じの方も多いだろう。 そのドネルケバブの前身に当たる料理「ジャー・ケバブ」がトルコの東部エルズルムにある。ドネルケバブの一種なのだが、こちらは横置き式である。滞在中、友達に誘われてお店に行った。彼いわく「ジャー・ケバブは昼前に行くのがベスト」。さらに「肉の表面を一周そいだくらいが一番おいしいから、その時を狙って行くんだ」と説明してくれた。 店主の好意で前工程を見学させてもらった。材料の子
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