【コンゴ・プロレスは、コンゴ社会の縮図】 赤道直下、アフリカ・コンゴ民主共和国。世界最貧国の一つに数えられるこの国には、苦境に陥っても何かを作りだそうとする狂気じみたエネルギーがある。それを象徴するのが、貧民街の大男たちがしのぎを削るプロレスだ。トタン屋根がひしめく路上にリングが置かれ、奇抜なコスチュームに身を包んだレスラーが次々に登場。魔術まで飛び出す奇想天外なバトルに、警官・ストリートチルドレン・麻薬中毒者・娼婦など、社会矛盾を抱えた連中が、一緒になって熱狂する。コンゴ人にとってプロレスは、しみったれた日常に咲いたキング・オブ・エンターテインメントであり、コンゴ社会の縮図なのだ。 コンゴにプロレスが伝わったのは1972年のこと。フランス人がレスリングを持ち込み、その後、アフリカで広く信じられている魔術と音楽が融合し、コンゴ・プロレスは生まれた。 【資源大国なのに、最貧国、それでも】 2
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