「復刻版 青の6号」の感想を書いたエントリー内でも書いたことと重複するのだが、敵側組織・マックスが繰り出した超兵器「ヤマトワンダー」を見たとき最初に思ったのは、 「沈没した大和を引き揚げて改造、オーバーテクノロジー搭載兵器としてリユースする(敵と味方という立場の違いはあるが)」という発想は、「宇宙戦艦ヤマト」に先駆けている (「青の6号」連載は1967年、「宇宙戦艦ヤマト」の放映開始は1974年) ということだった。 フィクション作品に登場した「リユースヤマト」はもしかしてこれが最初なのでは?と思い調べてみたところ、そういうわけでもなく、すでにいくつかの先行作品があった。 考えてみれば、太平洋戦争の海軍の悲愴と無念を象徴する悲劇の戦艦として、もっとも人気と思い入れを集める大和だけに、現在資料に登場しないものの中にも数々の「もし大和が復活したら」という発想のものはあるだろう。そのくらい人気の