日本映画にせよ外国映画にせよ、DVD、BD等のパッケージ・メディアを発売する際、ポスター、広告などは劇場公開時のアド・パターンを踏襲することが多いが、9月6日にNBCユニバーサルがリリースするレジェンダリー・ピクチャーズ製作のユニバーサル映画「グレートウォール」は、そうした慣例を打破し、日本オリジナルのイラストをアドに採用。 劇場公開時の「万里の長城を舞台にした、エピック・ロマン」的イメージを一新。中国古来の怪獣・饕餮(とうてつ)を前面に打ち出し、あたかも怪獣映画であるかのようなプロモーションとアドバタイジング展開を行い、話題を呼んでいる。 そこで同社のマーケティング部アシスタント・マネージャーの浦谷亮さんに、今回のローカライズの理由や発売を目前にした現時点での予約状況などを聞いてみた。 宮路良平による怪獣イラストを、大胆に使用。 ──まず「グレートウォール」という作品は、チャン・イーモウ