2015年11月に欧米で発売したRaspberry Pi Zeroは、価格が5ドルと安価なのが最大の特徴。通常のRaspberry Piと同じOSやアプリが動作し、性能はRaspberry Piの初期版とほぼ同じ。HDMIやUSBのポートもあり、デスクトップPCとして使える。最新のRaspberry Pi 3と比べると性能は6分の1程度だが、電子工作やサーバーの用途なら十分に使える。 Raspberry Pi財団が発行する英文の月刊誌「MagPi」のミニバージョン「mini-MagPi」について、日本語版を2017年第1四半期に発行することも明らかにした。MagPiが約100ページなのに対して、mini-MagPiは20ページ程度。MagPiと同様に、月刊誌としてPDFで無償で配布する(MagPiは有償の紙版もある)。英国のMagPiサイトからダウンロードできるようになる見込みだ。 通常版