ネット社会で特に関心を集めるフェイクニュース。デマを含む多くの情報が氾濫し、もはや何を信じていいのかがきわめて不安定な情報環境に私たちはいるといえます。ニュースの信用性が問われている今日の状況下で多くの方に手に取っていただき、刊行から1カ月ほどで2刷出来です。 紹介 フェイクニュースはどのように生まれ、広がるのか。選挙やコロナ禍のデマを事例に、ソーシャルメディア、ミドルメディア、マスメディアの相互作用によってフェイクニュースが生成・拡散するプロセスを実証的に分析し、汚染の連鎖を断ち切る道筋を指し示す。 目次 はじめに 藤代裕之 第1部 構造 第1章 フェイクニュースとは何か 耳塚佳代 1 フェイクはニュースを装っている 2 古くて新しい問題 3 政治家による恣意的な利用 4 国際的な情報区分の整理 5 「新奇性仮説」が拡散の原動力 6 複雑な定義が示す汚染の深刻度 第2章 フェイクニュース
![フェイクニュースの生態系 藤代 裕之(編著) - 青弓社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/76bae306e7930539839cb44676f147992931b138/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.hanmoto.com%2Fbd%2Fimg%2F9784787234971_600.jpg%3Flastupdated%3D2021-11-17T17%253A52%253A13%252B09%253A00)