国境なき記者団は3月12日、「インターネットの敵」2012年版を発表した。前回は監視対象だったバーレーンとベラルーシが新たにインターネットの敵に加えられている(インターネットの敵、報告書、CBS Newsの記事)。 「インターネットの敵」に挙げられたのはバーレーンとベラルーシのほか、ミャンマー、中国、キューバ、イラン、北朝鮮、サウジアラビア、シリア、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ベトナムの計12カ国。監視対象国はオーストラリア、エジプト、エリトリア、フランス、インド、カザフスタン、マレーシア、ロシア、韓国、スリランカ、タイ、チュニジア、トルコ、アラブ首長国連邦の計14カ国となっている。 監視対象リストからはリビアとベネズエラが外される一方、インドとカザフスタンが追加された。また、前回から引き続きリスト入りしているミャンマーは状況に改善がみられるとされており、フィルタリングの強化やネチズ