コンピュータの消費電力を抑える節電テクニックにはさまざまなものがあるが、シンプルで簡単なのは「使わないときに電源をオフにする」ことだろう。特にメモリの内容をハードディスクに保存して電源をオフにする「休止状態」を利用すれば、消費電力をほぼ0にしつつ(電源オフ時と同じ)、仕事に戻るときには数秒~数十秒で元のデスクトップ環境を復元できる。 ただ、Windows 7のデフォルトでは、休止状態にするのにマウスで数ステップの操作を必要とする。具体的には、スタート・ボタンをクリックして、メニュー右下にある横向き三角マークをクリックし、[休止状態]を選択する(この項目が表示されない場合は、関連記事を参照してハイブリッド・スリープという機能を無効にする)。個人的な感想で恐縮だが、ちょっと離席するたびにこの操作をするのは正直面倒だ。またノートPCであれば、たいていは「Fn」キー+ファンクション・キーの組み合わ