PostgreSQLのバックアップ&リストア手法その1:使えば分かるPostgreSQL運用&チューニング(4)(1/3 ページ) データベースの運用において、まず考えなければいけないのはバックアップです。ハードウェアに障害が発生したときはもちろんですが、マシンを変更する場合やPostgreSQLのメジャーバージョンアップを行う場合にもバックアップ、リストアは必要になります。そこで本稿では、バックアップとリストア方法について説明します。
バックアップPostgreSQLのバックアップには、オンラインバックアップとポイントインタイムリカバリの2種類があり、併用することができる オンラインバックアップPostgreSQLに付属するツールであるpg_dumpとpg_restoreを使用する。 pg_dumpによるバックアップでは、バックアップファイルの出力形式を3種類の中から選択する カスタムアーカイブ tarアーカイブ プレインテキスト カスタムアーカイブ データベースのデータを圧縮してファイルにバックアップする。 バックアップコマンドの構文 pg_dump -F c -b -f バックアップファイル名 データベース名pg_dumpのオプション -aデータのみ出力し、データ定義は出力しない(プレインテキスト形式のみ有効) -bラージオブジェクトを出力する(プレインテキスト形式では無効) -f fileバックアップファイル名を指
先日Oracleについての書籍をプッシュしておきながらこういうことを書くのもどうかと思うのですが、ここ数年ずっとPostgreSQLを使ってきて愛着は増す一方です。 一方、PostgreSQLは7.0から使い始めました。理由は率直に言って予算の問題です。当初はOracleと比較すると至らないところも確かにありました。MySQLもあったのですが「サブクエリの使えないRDBMSなんか嫌いじゃ!」(今はサブクエリも使えます)ということで、PostgreSQLを使ってました。 そしてPostgreSQL自体がどんどん成長してくるのと同時に、様々な案件をこなしていくなかで私が関わる規模の案件であれば、PostgreSQLで必要にして十分だと実感するようになりました。 私は10年ほど前にはERPのビジネスに携わっていた時期があります。SAPさんのR/3や当時のOracle Applications(今
Oracleライセンス「SE2」検証 CPUスレッド数制限はどんな仕組みで制御されるのか (2017/7/26) データベース管理システムの運用でトラブルが発生したらどうするか。DBサポートスペシャリストが現場目線の解決Tipsをお届けします。今回は、Oracle SE2の「CPUスレッド数制限」がどんな仕組みで行われるのかを検証します ドメイン参加後、SQL Serverが起動しなくなった (2017/7/24) 本連載では、「SQL Server」で発生するトラブルを「どんな方法で」「どのように」解決していくか、正しい対処のためのノウハウを紹介します。今回は、「ドメイン参加後にSQL Serverが起動しなくなった場合の対処方法」を解説します さらに高度なSQL実行計画の取得」のために理解しておくべきこと (2017/7/21) 日本オラクルのデータベーススペシャリストが「DBAがすぐ
DBIは、Perlから様々なデータベースにアクセスするための データベースインターフェース(Database Interface)です。 DBIの特徴は、特定のデータベースに依存しない汎用性です。 MySQLやOracle等のDBMSの種類やバージョンに依存せずにプログラミング することが可能になります。 DBD DBIはインタフェースで、データベースに直接アクセスはしません。 DBDは各データベース用の専用のモジュールです。 DBIはDBDを通して、データベースにアクセスします。 データ作成 この例では、MySQLを利用します。 サンプルプログラム用にデータをmysqlに入れておきます。 % mysql -u root -p test mysql> create table users(id INTEGER NOT NULL PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT, nam
pgpoolとは pgpoolとはPostgreSQL専用のコネクションプーリングサーバーです。2004年にファーストバージョンがリリースされ、2006年にはパラレルクエリなどの新機能を実装したpgpool-IIが登場し、その後もオンラインリカバリーなどの新しい機能を次々と実装しながら進化を続けています。 最近では、非同期レプリケーションシステムとして人気の高いSlony-Iとの組み合わせや、PostgreSQL 8.2からの新機能であるwarm standbyとの組み合わせといった新しい活用方法も注目されています。 本連載では、多様なpgpool-IIの活用方法の中から最もよく使われているコネクションプーリングとレプリケーションを中心に活用方法を解説します。 第1回はpgpool-IIの機能の簡単な紹介とインストール方法について解説します。 多機能ミドルウエアpgpool-II pgpo
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