2007年8月27日、シドニー(Sydney)を訪れた、安楽死を推進するフィリップ・ニチキ(%%Philip Nitschke%%)医師。(c)AFP/Anoek de GROOT 【8月30日 AFP】オーストラリアの安楽死支持グループは、禁止されている「自殺薬」を末期患者が自宅のキッチンで調合できるよう、作り方を紹介した5分間のビデオを作成した。 AFPが入手したビデオでは、「コーヒーポット薬剤師」の年配者グループが「自殺薬」の調合方法を紹介。加圧式のコーヒーポットに金属ナトリウムとほかの材料を入れてキッチンレンジで過熱し、ある温度と圧力にするだけで「穏和な錠剤」と呼ばれる「ネンブタール(Nembutal)」を作ることができるという。 「ネンブタール」という商標名で知られているバルビツール酸系催眠薬のペントバルビタールは、かつてごく少量が鎮痛剤として広く使用されていたが、オーストラリア