■マテガイ 最盛期迎え、どっと人手 いまの季節、浜辺の行楽といえば潮干狩り。遠浅の海岸が続く行橋市の蓑島海岸では、アサリやマテガイを掘る家族連れでにぎわっている。豊前海では初夏の訪れを告げるコウイカ漁も始まった。 蓑島海岸には大型連休中、地元をはじめ県内各地から大勢の行楽客が訪れた。潮が引いた砂浜にマテガイがすむ小さな穴を見つけ、塩を入れると、ニューッと4〜5センチの「顔」を出す。そこをすかさず抜き取るのがコツだ。 福岡市から4人で来た家族連れは「子どもの希望で初めて来ました。マテガイが穴から飛び出してきてビックリ。夕食でバター焼きにして食べるのが楽しみです」。バケツに40〜50本も入っており、満足そうだった。 蓑島漁協の話では、大潮の前後3日ほどが採取時期で、マテガイ掘りは6月いっぱいが最盛期だという。採貝料と管理料をあわせて中学生以上が500円、小学生は300円。問い合わせは