公正取引委員会は22日、独禁法・景表法違反(優良誤認)でヒーロー大手のウルトラセブン(1万9千)に対し、排除措置命令を出した。本来、血のつながりがないのはもちろん人種も異なるのに「ウルトラ兄弟」を名乗り、ちびっ子の人気を不当に集めたと判断されたことが原因。 ヒーローのサラブレッド的存在であるウルトラ兄弟は、ウルトラマンに代表されるM78星雲出身の「シルバー族」の縁者で構成される世襲集団だ。しかし、ウルトラセブンは本名の「レッドマン」で明らかなように「レッド族」というまったく異なる人種であり、もちろんウルトラマンの兄弟やウルトラの父の子でもない。セブンは、カラータイマーがないため以前から「ウルトラマンではないのでは?」との疑惑が消費者団体などから指摘されていたが、額にビームランプというパチモンをつけて 「やだなぁ、おでこについてるんだってば」 などとごまかしていた。 公取委はM78星雲に連絡