来年以降も東日本大震災からの復興支援特別試合継続をアピールした中日・落合博満監督(57)。らしからぬ正論発言が球界に波紋を呼んでいる。オレ流からのひょう変の裏側を巡りひと騒動だ。 一部スポーツ紙に大々的に掲載された落合発言はこうだ。「せっかく今年のオールスターをこういう形(復興支援)でやったんだ。来年、再来年とやる意味があるんじゃないのか。10年とは言わない。5年くらいの考え方で、東北の球場でやる発想があってもいいんじゃないかな」。「主催はNPB(日本野球機構)、NHKにやってもらいたい。協賛が全12球団。それがベストな形だと思う」 まさに正論で真っ向から反論する余地はないだろう。が、09年に行われた第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に1人も中日の選手を派遣せず、物議を醸した落合監督の発言だ。それだけに違和感を覚える球界関係者は少なくないはずだ。 何か裏がある