8月23日終了現在の球団別観客動員数が発表されたが、奇々怪々だ。パ・リーグは白熱の大混戦を展開しているのに、ソフトバンク以外は観客動員減というトホホな現象に悩まされている。 セ・リーグの方はわかりやすい。3年ぶりのリーグ優勝へ快進撃の巨人が、10・2%増という12球団No.1のアップ率で1試合平均4万1042人。対照的に、昨年まで7年連続12球団トップの観客動員を誇ってきた阪神は、横浜DeNAと最下位争いを演じるていたらくとあって、9・0%減の3万8036人。 巨人を追う立場の中日は前年比1・8%減の1試合2万9070人。5年連続最下位回避を悲願とするDeNAが5・3%増の1万6847人と健闘しているのは、中畑清監督(58)中心の新体制に対するファンの支持の表れといえようか。 果たして、大混戦で盛り上がっているパの怪奇現象の原因はどこにあるのか。 日本ハムは大黒柱のダルビッシュ投手