楽天・星野仙一監督(67)が、球史に残る怪挙達成の危機に直面している。 腰の緊急手術、療養のため5月末から2カ月間も戦線離脱のアクシデントに見舞われたが、踏んだり蹴ったり。4年ぶりの最下位の危機だ。 優勝から最下位転落というパ・リーグ負の連鎖ともいえる。日本ハム・栗山監督が就任1年目の12年にリーグ優勝したのに2年目の昨年は最下位、天国から地獄を味わっている。今季は「1位しか頭にない」と公約したが、現実は厳しくソフトバンクとオリックスのマッチレースから取り残され、3位が濃厚だ。 そんな栗山監督に続き、星野監督もピンチ。もしこのまま窮地を脱出できなかったら、球史に残る珍事、怪挙になる。というのも、優勝→最下位はレアケース。それが2年続くというのは、まさに異常事態だからだ。 興味深いのは、球史に名を刻んだ大監督、名監督が天国から地獄を味わっていることだ。栗山監督が尊敬する“魔術師”三原脩氏が大