キャンプが始まったばかりなのに、各地で故障者が続出している。こんな調子で大丈夫なのか。ファンならずとも心配になってくる。 V9以来のリーグ4連覇、3年ぶりの日本一奪回を目指す原巨人の新主将・坂本が、腰の張りのため、初日にいきなり別メニュー。「新成」の象徴的な存在がこれでは士気は上がらない。 「今年は何としても優勝、日本一に」と和田監督が宣言している球団創設80周年の阪神・宜野座でも2日目にマートンが謎の早退。走塁練習中に右太もも裏を痛めたためというが、外野席からスーパーボウルのテレビ観戦疑惑説までささやかれているという。 宮崎・南郷の西武では「史上最速リタイア」が話題に。昨季は2年連続開幕投手を務め、自己最多タイの13勝、初タイトルの最高勝率も獲得したエース・岸が主役なのだから、一笑に付せない。初日、練習開始からわずか10分で背中を伸ばした際に痛みが発生。「話をするだけで痛い。ストレッチで