昨季同様にセ界最強ぶりを発揮して37年ぶりのリーグ連覇へマジックを1としている“新赤ヘル軍団”にも難題がある。投票権のある記者泣かせのMVPレースだ。 3割、26本塁打、90打点を記録して、当確だと思われた4番・鈴木誠也が好事魔多し。8月23日のDeNA戦(横浜)の右翼守備で「右脛骨内果剥離骨折」というアクシデントに見舞われ、今季絶望になったからだ。 本人は「最強になって、またグラウンドへ戻りたいと思います」とファンへ力強い約束をしているが、MVP投票する側にとっては頭が痛い。昨季のセ・リーグ最年長MVPに輝いた39歳の4番打者・新井貴浩に続き、今季は23歳の新4番・鈴木とくれば、ドラマチックな主役継承となったのに、勝負の世界は本当に何が起こるかわからない。 となると、誰が有力候補になるのか。14日現在、打率・308、13本塁打、79打点の不動の3番・丸佳浩。チーム最多の27本塁打、78打
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