日本シリーズ(28日開幕)の“前哨戦”で明暗が分かれた。26日のドラフト会議で、ソフトバンク・工藤公康監督(54)は3度も抽選を外し“惨連敗”。横浜DeNA・ラミレス監督(43)は一本釣り成功で満面笑みを浮かべた。 ソフトバンクの王球団会長は、前日の25日に早実高の後輩・清宮の1位指名を明言。「クジ運が強い工藤監督に任せる」と抽選役を譲った。昨年は5球団競合の田中(創価大)、一昨年は3球団の高橋(県岐阜商業)と2年連続してドラフトの目玉を引き当てていたのだから当然だろう。 ところが、高校生としては史上最多タイの7球団競合となった清宮を外しただけではなかった。外れ1位に指名した履正社高・安田も阪神、ロッテと重複し、抽選はハズレ。さらに阪神と仙台大・馬場で競合し、まさかの“惨連敗”。最終的に鶴岡東高・吉住を1位指名した。 「一番良い選手(清宮)に当たればいいと思っていたが、非常に残念」と工藤監
![【江尻良文の快説・怪説】ソフトB・工藤監督がまさかの“3連敗” 日本S前哨戦はラミレス監督に軍配](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1926b18572141d2193abd680c18a9191f89594f7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.zakzak.co.jp%2Fcommon%2Fimages%2Fv2%2Fbasic%2Fzakzak_cover.png)