日本シリーズ2日前の前哨戦となったのが、10・25ドラフト。ソフトバンクと広島が真っ向激突。オリックス、横浜DeNAも加えた4球団の1位指名が競合した報徳学園・小園海斗内野手を巡る争奪戦だ。 最後の残りクジで当たりを引いた広島・緒方孝市監督(49)は笑いが止まらない。「オーナーから『絶対に(当たりクジを)引いてこい』と言われました」「(小園と)会えるのを楽しみにしています」などと“舌好調”。 対するソフトバンク・工藤公康監督(55)は、外れ1位でも立命大・辰己涼介外野手を楽天に取られてしまった。“外れ外れ”1位でようやく東洋大・甲斐野央投手を獲得した。 「ボールの回転が良い。きれいなボールを投げる。良い投手を取れてよかった」と工藤監督は収穫をアピールしたが、昨年のドラフト会議でも1位指名で7球団競合の早実・清宮をはじめ、JR東日本・田嶋、仙台大・馬場と3度も外した。 今年も“連敗”を喫し、