中間決算の報告で、堀場製作所創業者で現最高顧問の堀場雅夫さんを訪ねました。だいぶ以前にアドバイザーになっていただいてから毎年、中間決算と本決算のご報告に京都の本社に伺っています。今年度上期の成績は、前年、予想どちらに対しても好調だったこともあり和やかな報告となりましたが、下期について堀場さんなりのアドバイスをいただこうと「100年の一度の経済危機とも言われていますが・・・」と切り出すと、「平野さん、100年一度の危機なんてことはない。アメリカの言うことを、そのまんま受け売りしちゃいかん。」と一喝されました。 堀場さん曰く、「第2次世界大戦で受けた日本のダメージは、今回の比ではない。終戦後には、何にも無くなった。物だけでなく人もいなかった。企業のトップはパージされて、それは大変な状況だった。それでも、日本は立ち上がってきたんや。」とのこと。『終戦以来の』と言うならまだわかるが、政府も報道も『