【ワシントン=行方史郎】米疾病対策センター(CDC)は、抗生物質の切り札とされるカルバペネムに耐性を持つ腸内細菌(CRE)の検出率が過去10年で約4倍に増えたと発表した。菌の広がりを抑えるため、医療機関に対して院内感染対策の徹底を呼びかけている。 検査で見つかる腸内細菌に占めるCREの割合は2001年に1・2%だったが、11年は4・2%に増えた。昨年前半、全米約4千の急性期病院の4・6%に当たる181病院で、CREに感染した入院患者が少なくとも1人以上見つかった。長期間入院可能な病院に限ってみれば、約2割で患者が確認された。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事歯の抗菌治療を勧められた〈どうしました〉(10/31)
(以下の記事は2008年11月10日の日記を編集したもの) 最近どうしてもしばし批判的になってしまうのですが、 企画者としても、参加者(学内学外での様々なイベントだけでなく、 お祭や行事、企業セミナーやインターンなども含め)としても、 「わかりやすかった、楽しかった、刺激になった、ためになった」 で始まり、それで終わらせてよいのか、という問題意識を抱いております。 もちろん、感性的にそういう要素がなければ人というものは、 集団的な営みに自ら参加したり、自ら作り上げたりしようとはなかなか考えないはずです。 企画者の立場からすれば、企画という営みが、 何らかの集合へのサーヴィスである以上、参加者を顧客と捉え、 マーケティング的手法を駆使して、できるだけニーズを満たしてやる、 という仕事は不可欠でしょう。 だから、企画者はそれだけ「目玉」を意識してサーヴィスしようとする。 コンサートにせよショー
序 「北海道の地域医療は崩壊している」という議論が以前にも増してかまびすしい。しかもその議論は、往々にして「地域医療のために北海道に残る医師を育成せよ」という主張と結びついている。単純に地域医療に従事する医師を増やせば、問題は解決するであろうか。「地域医療崩壊」という現象は、医師数の確保あるいは病院の増加によって食い止められるのであろうか。われわれ医学生が、将来一般の地域住民の方々から期待される役割とは、どんなものになるのであろうか。また、将来医師として地域で医療活動を行うとすれば、われわれはどのようなビジョンを描く必要があるのか—本報告は、「地域医療学」講義の受講前に抱いていた、以上のような疑念について現時点での私的見解を述べたものである。私的見解にすぎないものの、本報告が旭川医科大学の医学教育、ひいては北海道の地域医療再生の一助になれば幸いである。 1. 北海道の地域医
(以下の文章は、5年前に大学のとある授業レポートとして提出したものです) 世界とは、起きていることすべてである。 世界は事実の全体であり、ものの全体ではない。 起きていること、すなわち事実とは諸事態の成立である。 L.ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』 死は取るに足らない平凡な事実である。斜塔から投げられたリンゴが地面に向かって落下するのと同じように、平凡な事実にすぎない。斜塔から投げられたすべてのリンゴが地面に向かって落下するように、この世界に生まれ落ちたすべての生命もまた死に向かって絶えざる活動を続ける。死とはただそれだけのことであって、それ以上のあるいはそれ以下の評価を与えるべきことではない。わたし達--生命にとって、その活動停止は予め約束されたものであり、不死の(死ぬことのない)生命をそれでもまだ生命と呼ぶことは適わないだろう。わたし達は--生まれ、そして幾許かの時をこの地上で過
これまで5年間の歳月をかけ、多くの自死遺族の方たちと一緒になって進めてきた、「自殺実態1000人調査」 の最終報告と、 2009年~2012年の4年間分の「地域の自殺の基礎資料」(内閣府がHPで公表している自殺者統計)の分析、そして、自死遺族の方々への 聞きとり調査。今後の具体的な対策へとつなげるために、あらゆる角度から日本の自殺実態の解明に取り組んだプロジェクトの最終報告書です 2013/02/28 『自殺実態白書2013』【第一版】 第1章:自殺の危機経路 第二章:自殺の地域診断 第三章:自死遺族の実状 2013/02/28 森まさこ・内閣府特命担当大臣(自殺対策担当)へ白書とともに提出した「提言」はこちら 2013/03/01 全市区町村の「地域の自殺の基礎資料」をアップしました。下記からダウンロードできます 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城
2013年03月05日23:16 カテゴリ 救急搬送36回:NHKさん。受け入れ拒否ではなく受け入れ不能です 埼玉県久喜市の救急搬送において36回連絡するも病院への受け入れができず死亡したニュースが流れています。救急搬送36回断られ呼吸困難の男性が死亡 埼玉・久喜 埼玉県久喜市で1月6日持病を持つ患者さんが、状態が悪化し救急車を呼ぶも、いつもかかっている病院(あの「勤務医よ、闘え!」の本田宏先生の済生会栗橋病院だそうです)も受け入れできず、そしてさらにまわりの24の病院も受け入れできず、最後に茨城の病院で受け入れてもらった時にはお亡くなりになっていたとの報道です。 久喜救急が今後の対応について「救急患者の受け入れに努めるように周辺病院に要請した」とコメントしていました。 でもそんな要請だけで解決できる物だったらとっくにできているでしょう。久喜市は対応しているという単なる責任逃れです。市で他
【斎藤智子】子宮頸(けい)がんワクチン「サーバリックス」を接種した東京都杉並区の女子中学生(14)が、歩行障害などの重い症状が出て、1年3カ月にわたり通学できない状況だったことが、7日の区議会で明らかになった。無料接種を行った区は「接種の副反応」と認め、補償する方針だ。補償額は未定。 サーバリックスは3回の接種が必要。母親によると、女子中学生は12歳だった2011年10月に区内の医療機関で2回目の接種をした。その直後、接種した左腕がしびれ、腫れて痛む症状が出た。症状は脚や背中にも広がり入院。今年1月には通学できる状態になったが、割り算ができないなどの症状が残っているという。 接種した区内の医療機関は「サーバリックスの副反応」と診断し保健所に報告した。厚生労働省によると、昨年8月末の時点で、全国で接種した延べ663万5千人のうち956人に副反応が起きているという。失神が多いが「四肢の運動
今日からは少しタイトルを変える。 結局私は「パーソナリティ障害を問い直す」ことが出来ているのか?はなはだ疑問である。(実は単にノリのいい題をつけただけである)。しかしパーソナリティ障害という問題が実は非常に悩ましく、分類上さまざまな問題を抱えており、日ごろこれについて考えていることが多いのも事実なのである。 KTの「解」を読みながら改めて思ったのは、私たちの中にいかにBPD性とAD性が遍在しているか、ということだ。BPDは一種の緊急避難として用いる行動の手段として。ADはそれこそ男性性に深く関連した心の働きの特徴として。ここにもう一つ付け加えるならば、NPDである。医者も弁護士も、上司も教師も、みなナルではないか???しかしそれでいて思春期前後にはまだそれが発現することが少ない、例外的なPDとして。私がPDを考える際、この三つのカテゴリー(といってもADはPDとは違うが)に関する思いがその
(今号は3週連続で配信します。) 現病歴 受診1 週間前:自宅で草刈りをしていたところ、右手背にバラのとげが刺さったことを自覚したが、そのまま作業を続けていた。その後、手袋を取ったところ、少し出血が見られていたという。 受診5 日前:全身に筋肉痛を認めた。受診4 日前、右手が腫れて字が書けないほどになった。受診2 日前、強い頸部痛が出現し、動かすことができないほどであった。また、歩行ができなくなったという。 受診前日:右手関節と右足関節が腫脹して歩行できなくなったため、近医を受診。頸部、手関節、足関節にX線写真上では異常がないと言われ、帰宅。 受診当日:別の近医を受診して採血したところ、細菌感染が疑われるとのことで、当院に紹介受診となった。 ROS(review of systems):頭痛なし。頸部痛は頸を動かせないほどひどい。咳や痰なし。咽頭痛なし。開口障害なし。構音障害なし。嚥下障害
お久し振りでございます。ブログの更新は約半年振り位になりますでしょうか。一山越えてまた一山という生活が続いていたのだなぁと、生ぬるぅい目で見ていただければと思っております。 で。 この位置情報SNS、Foursquareを使っている方は多いのではないでしょうか。 友達と共有してもヨシ、ライフログとして使ってもヨシ、使い方によったら便利で楽しいアプリだけれど、もっとチェックインが早く出来れば便利なのに…と探していて見付けたアプリをご紹介。 素早く簡単にFoursquareにチェックインするためのアプリがこちらのFastCheckin。 今更感満載かもしれませんが、「これは楽チンだぜうひょーぅ」となったので、是非お付き合いいただきとうございます。 ぶっちゃけ行く所が限られた場所とかってあると思います。そう、駅とか超絶贔屓にしているレストランやショップとか。そういった場所をリスト化しておいて、そ
これについては 医師は東京を目指す♪ これで結論が出てしまい。ウンコラ集めた研修医(マッチ者)データが中に浮いてしまいました。でもなんとかリサイクルできないかと知恵を絞り、遊びの試算を少しやってみます。東京がアレだけの外れ値を叩きだしてしまったのなら、東京以外でデータをまとめてみたらどうなるかです。対象期間は2004-2010年度です。 手法は、 2003年度の医師数を2002年度と2004年度の平均として算出する 2010年度の医師数を2003年度の医師数で減ずる事で医師数の増加がわかる 研修医数については自然減少分の比で、増加医師数に等しくなるように補正する 東京以外の人口による道府県毎の人口配分による医師増加数、研修医増加数を計算する ちなみに 分類 2010年度人口 増加医師数 研修医数 東京 1315.9万人 5705.5人 10859人 東京以外 1億1489.8万人 2160
2013/3/89:0 ツイート 女川町を復興し、経済をまわしていくために必要なこととは ―― 日本災害復興学会・女川町車座トーク 東日本大震災の大津波にさらわれた宮城県女川町。津波に飲みこまれる様子は、繰り返し報道され、わたしたちに強烈な印象を残している。早い段階で復興計画を立ち上げた女川町だが、今後、持続可能な新しいまちづくりに取り組みにあたり、地域の経済をいかに活性化するかが重要な課題になるだろう。女川商工会の皆さんと日本災害復興学会が、望ましい復興について語り合った。(構成 / 金子昂) ■自己紹介 福留 皆さん、今日は朝早くからお集まりいただきありがとうございます。日本災害復興学会は、被災地の復興のために学会が持っている経験や知識を提供したい、また皆さんのご意見をお聞きしたいということで、これまでも何度か被災地にて車座トークを開いてまいりました。本日は女川町に住む皆さんのご意見
【田中誠士】昨年7月、素粒子物理学の国際研究チームが「発見した」と発表した新粒子が、万物に質量を与えるとされる「ヒッグス粒子」である可能性が高まった。新粒子の性質を調べている二つの国際チームが6日、イタリアで行われている国際会議で、ヒッグス粒子が持つと予想されている性質と高い確率で一致すると発表した。 ヒッグス粒子は、素粒子物理学の基礎となる「標準理論」が存在を予想する17種類の素粒子のうち、唯一見つかっていなかったもの。今回、2チームが調べた性質は「スピン」と呼ばれ、素粒子自身のコマのような自転運動に例えられる。標準理論では、17種類のうちヒッグス粒子だけ、スピンが「ゼロ」と予想されていた。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事「iPS山中教授、ノーベ
便宜的に、injury=傷害と訳します。敗血症における臓器不全が、コントロールできる病態である希望的結果をもたらすスタディだと思います。 Osamu Takasu, et al. Mechanisms of Cardiac and Renal Dysfunction in Patients Dying of Sepsis Am. J. Respir. Crit. Care Med. March 1, 2013 vol. 187 no. 5 509-517 背景: 敗血症における心臓および腎臓の機能障害のメカニズムの根底は不明である。特に、どのタイプの細胞死がどの程度起こっているのかわかっていない。 目的: 敗血症による心筋細胞および腎尿細管の傷害および細胞死の程度を検証すること。 方法: 光学および電子顕微鏡、ストレスマーカーに対する免疫組織化学染色(connexin-43、kidney-
怒らずに生きるための手引き。 tumblr で拾ったブッダの言葉が好きだ。 過去にとらわれるな 未来を夢見るな いまの、この瞬間に集中しろ Do not dwell in the past, Do not dream of the future, Concentrate the mind on the present moment. 文字どおり「刹那的になれ」という意味ではない。過去や未来に拘泥して「いま」を見失うなよという戒めだと受け取っている。本書を読むと、過去や未来に囚われている状態こそが「怒り」や「欲」であることが分かる。 著者はアルボムッレ・スマナサーラ。スリランカ仏教の長老で、かみ砕いた言い回しと具体的な例を用い、「怒らない」ための方法を説く。本作は、「怒らないこと」の続編に位置する。前作がブッダのエピソードを多用しているのに比べると、本作は、より現代的な事例(秋葉原連続殺傷事
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