2008年に誕生したばかりのサービスにも関わらず、2010年度の収益が7億1300万ドル、しかも2011年第1四半期だけで2010年の売上にほぼ匹敵する6億4400万ドルもの売上を上げているという驚異の成長率。さらに、積極的に採用活動等に投資しているため現在は大幅な赤字体質であること、また今回の上場のスキームなどに対しても様々な問題提起や批判があり、議論が錯綜している印象もあります。 日本では、お正月に外食文化研究所が運営する「バードカフェ」(神奈川県横浜市)がグルーポン経由で販売したおせち料理の内容が、写真と全く異なることからトラブルが発生。いわゆる「グルーポンおせち騒動」として報道され広く話題になりました。ここで初めてクーポン共同購入サービスの存在を知った人も多く、良くない印象を持っている人もいます。 また、クーポン共同購入サービスの特性として、5割引が当然といわれる大幅な割引率に脚光