千葉県沿岸の東京湾で、酸素が少ない海水が広がって海面の色が変わる「青潮」が、10日、今シーズン初めて確認されました。 青潮は、海底のプランクトンの死骸が分解される際に、海水の酸素が少ない状態となり海面が青みがかった乳白色に見える現象で、魚介類に深刻な被害を与えるおそれもあります。 県によりますと10日午前10時ごろ、市原市から浦安市にかけてのおよそ20キロにわたる東京湾の沿岸で青潮が確認されたということです。 青潮が県内で確認されたのは今シーズン初めてで、これまでに魚介類などへの被害の情報は入っていないということですが、県では引き続き、青潮の範囲や影響などについて確認を進めています。 青潮は、県内では6月ごろから9月ごろの間に発生し、昨シーズンはあわせて4回確認されています。
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