書店「文喫 六本木」がいよいよ12月11日にオープンする。 6月に閉店した青山ブックセンター六本木店の跡地にオープンする、文喫 六本木。「入場料を支払って入店する」というシステムが特徴的だ。販売される書籍は約3万冊。雑誌を販売するエントランス部分は入場無料だが、そこから先は有料となる。入場料は1,500円。この料金設定は高いのか、安いのか? CINRA.NETは本日12月10日に実施されたプレス向け内覧会を訪問。店内をいち早くレポートする。
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TOKIOの五人が大自然を舞台にマルチな活躍をみせる異色のバラエティー番組として、子どもから大人まで幅広い層に愛されている『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)。その人気企画「DASH村」で経験を積み、今や自然体験のエキスパートと言えるほどの存在となったTOKIOは、自然とふれあい、農業を学ぶことで、どのように変化し、成長したのだろうか。 自然の魅力とそこでの体験価値を発見する東京都の新事業『Nature Tokyo Experience』の始動にあたり、『ザ!鉄腕!DASH!!』のプロデューサー・島田総一郎に話を訊いた。都会暮らしのアイドルやテレビマンが、「DASH村」にハマった理由はどこにあるのか。都市で生活する現代人がいきなり自然に飛び込む面白さや感動、「DASH村」の経験から島田が実感した地域住民と交流することの面白さなど、大いに語ってもらった。 「DASH村」には、何もないが
映画『マジカル・ガール』が、2016年3月から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかで公開される。 スペイン出身のカルロス・ベルムト監督による劇場デビュー作となる同作。白血病で余命わずかの少女・アリシアの夢を叶えるために、失業中の父・ルイスが彼女が大好きな日本のアニメ『魔法少女ユキコ』の高額なコスチュームを手に入れようと決意したことをきっかけに、心に闇を抱える女性・バルバラ、訳ありの元教師・ダミアンを巻き込んだ悲劇が展開される、というあらすじだ。 同作は、昨年の『サンセバスチャン国際映画祭』でグランプリと監督賞を受賞。『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』などの作品で知られるペドロ・アルモドバル監督は同作に寄せて「何年かぶりに心を打たれる衝撃的な映画に出会った。監督のカルロス・ベルムトは、深く、予測不可能なツイストによって、すべ
今年の夏は『アニサマ』や『ランティス祭り』といった大型イベントに出演を果たし、アニソンファンを中心に、さらにその知名度を広げたfhána。5枚目のシングル『星屑のインターリュード』は、テレビアニメ『天体のメソッド』のエンディングテーマで、彼らにとってはデビュー作の『ケセラセラ』以来、5作連続のアニメ主題歌となる。そこで、今回のインタビューでは、シングルについて訊くことはもちろん、彼らが現代におけるアニソン文化をどのように見ているのかをテーマに、取材を行うことにした。「アニソン」が歌謡曲やJ-POPとは切り離された、独自のジャンルだった時代から、タイアップ全盛の1990年代を経て、インターネット時代を迎えた今、アニメとアニソン、そしてそれを歌うアーティストとの関係は、これまでになく濃密なものとなっていることは間違いない。そして、それは受け手の価値観の多様化が叫ばれる時代の中で、どんな意味を持
2015年に全国で公開される映画『バクマン。』の追加キャストが発表された。 同作は、大場つぐみが原作、小畑健が漫画を手掛け、2008年から『週刊少年ジャンプ』で連載された同名漫画の実写版。高い画力がありながらも将来に夢を持たず平凡に生きる高校生・真城最高が、秀才のクラスメイトで漫画家志望の高木秋人とコンビを組んで『週刊少年ジャンプ』での連載獲得を目指して漫画づくりに励む姿を描いた作品だ。主人公の最高を佐藤健、秋人を神木隆之介、声優を目指すクラスメイトの亜豆美保を小松菜奈が演じ、監督は映画『モテキ』で知られる大根仁が務める。 今回新たに出演が明らかになったのは、最高と秋人と共に『週刊少年ジャンプ』連載を目指す3人の漫画家を演じるキャスト陣。長髪にニット帽がトレードマークの漫画家・福田真太役を桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役を新井浩文、無精ひげに肥満体型の遅咲き漫画家・中井巧朗役を皆川猿時が
「生産! 団結! 反抑圧!」。これが上坂すみれ率いる「革命的ブロードウェイ主義者同盟」のスローガンである! と、あえて大仰な書き出しで始めてみたが、「革命的ブロードウェイ主義者同盟」とは、上坂がアーティスト活動を発表した際に、好きなものを好きと言える世界を目指し、上記をスローガンに掲げて発足した同盟だ。高校時代から旧ソ連に強い関心を持っていたという彼女は、なんとその語彙や知識を自らの音楽活動に取り入れ、その決起集会(ライブ)の規模をこの1年間で着々と拡大させている。同時に彼女の活動コンセプトはやはり誤解も受けやすいようだが、本人いわくこれはあくまでもジョークであり、ましてや政治的な意図は皆無だという。では、なぜ彼女は旧ソ連へのオマージュを自分の表現として放つに至ったのだろう。そこでニューシングル『来たれ!暁の同志』と、映像作品『実録・2.11 第一回革ブロ総決起集会』のリリースを機に、その
監視網が張り巡らされている「女子の世界」 経済系男子、つまりまぁ、普通のサラリーマンと話すのが、ここんとこ劇的につまらない。女性は今何を考えているかを話すが、男性は今何をやっているかを話す。進めているプロジェクトの進捗具合や昨日の接待ゴルフでバーディーが何回出たという報告トークの無意味さは筆舌に尽くし難く、若者に向けられることの多い「承認欲求」という言葉って、実はゴルフでバーディーを取れたり取れなかったりする男性たちに浸すべき言葉なのかもしれない。近場で眺めている人はその無意味さを押し並べて見透かしているのだが、緻密に分析するほどのパターンがあるわけでもないので、男子の世界において「文化系」は、「経済系」を諦めて放牧している。その放牧は優越感にも繋がっていて、後述するが実はこれがいけない。 女子の世界は、分析する言葉がせめぎ合っていて、監視網が張り巡らされている。とりわけ「文化系女子」。「
なぜ風営法が問題になっているのか? 2010年頃から本格化したクラブの摘発 2012年4月5日、大阪のクラブNOONが「無許可で客を踊らせた」という風営法の違反で摘発され、8人が逮捕された事件で、大阪地方裁判所は元クラブ経営者に対して無罪の判決を下した。数多くの問題点が指摘される風営法の改正に向けても大きな一歩となるであろう今回の判決を機に、クラブ規制の現状を再確認し、問題の根本を考えてみたい。 無罪報告会見の模様 なぜ日本のクラブはその多くが無許可で営業を行っているのか。まずは改めて、風営法の問題点を整理しておこう。1948年に「風俗営業取締法」として制定された風営法でダンスが規制の対象となったのは、当時のダンスホールが売春の温床とされ、男女によるペアダンスがその行為を助長するものとみなされたからである。しかし、時代は移り変わり、もちろん現在ではクラブと売春に直接的な結びつきはない。また
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