[Alex Tabarrok, “Not Moving to Opportunity,” Marginal Revolution, March 19, 2016] 【州をまたいだ移住】 アメリカでは,労働市場の流動性〔人々の動きやすさ〕が低下している.州をまたいだ移住は下がっている(下記のグラフは Molloy, Smith, Trezzi and Wozniak から引用).州内部での移住も同様だ.とくに,あまり教育を受けていない人々で下がっている.かつては,ショックが発生すると機会を求めて人々は移動したものだったが,いまでは現状にとどまったままで早期に退職したり就業不能保険を受けとったりする傾向が強い.『ウォールストリートジャーナル』の Ben Leubsdorf が証拠をいくらか検討している: 「ある州で悪いショックが発生すると,たいてい,その後に正常にもどる.その理由は,雇用が回復
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