【日本の議論】日の丸裁断による民主党旗問題 国旗の侮辱行為への罰則は是か非か (1/3ページ) 2009.8.30 16:00 鹿児島県霧島市の民主党の立候補予定者集会で、国旗2枚を裁断して作成された“党旗”が壇上に掲揚されていた問題が波紋を広げている。集会を主催した同党新人候補の後援会は陳謝し、党本部も陣営に厳重注意した。ところが、同党の鳩山由紀夫代表が、国旗よりも党旗を重視するかのような発言をしたことが火に油を注ぎ、「日本も法的に国旗の尊重義務を規定すべきだ」との声も出ている。(宮原啓彰)「われわれの神聖なマーク」の不可解 ことの発端は、8月17日の党首討論会での麻生太郎首相による糾弾だ。 「国家の象徴としての国旗を切り刻むことがあったとは正直、信じたくない。悲しく許し難い行為である。わざわざシワシワにして並べてかけ姑息(こそく)だ」。 問題の集会には民主党の小沢一郎代表代行も出席。