米韓同盟が危機に瀕していると言われている。とはいうものの、簡単に崩壊するという考えに私は与しない。以前に記述したエントリ(参照)があるが、私の考え方としては今も変わっていない。しかしながら、それから事態が好転しているというわけでもなく、中にはまずい経過を辿っているテーマもある。その典型がこの戦時作戦統制権返還問題である。 これは極東ブログさんの方で扱われているエントリ(参照2)もあり、そちらも目を通して欲しい。ただこの韓国の要求は、他の米国の同盟関係や様々な作戦時の多国籍軍の状況と比較するといかにも唐突な感が否めない。いつもの自己主張の現れとも見れるが、これは他の問題と違いとても危ない話なのだ。そもそも同盟国の要求する内容ではない。説明が難しいのだが、なかなか良い資料(参照3)があったのでそれを使わせてもらう。いつものことながら手抜きだ(苦笑) これを見ると、指揮の下に作戦統制と戦術統制が