【 getopts 】コマンド――bashのシェルスクリプト内でオプションを解析する:Linux基本コマンドTips(378) 本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、bashのシェルスクリプト内でオプションを解析する「getopts」コマンドです。
本連載では、近年注目されている認証プロトコル「OpenID Connect」をサポートするオープンソースのシングルサインオン(SSO)ソフトウェア「Keycloak」の活用方法を解説していきます。第1回目は、APIにおける認証/認可の仕組みとKeycloakの概要を紹介します。 連載目次 APIにおける認証/認可の仕組み 近年、金融や流通分野で注目されている「APIエコノミー」や「マイクロサービスアーキテクチャ」などの登場により、サービスの機能を「REST API」として提供することが当たり前になってきています。そして、REST APIを公開するためには、誰がアクセスしてきたのかを確認するための「認証(Authentication)」と、APIへのアクセスを誰に許可するのかという「認可(Authorization)」の仕組みが不可欠です。 しかし、複数のサービスがそれぞれ個別に認証/許可を
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は2017年3月6日、「MUFG{APIs}」を発表した。金融業界トップグループの決断で日本のFinTechは新たなステージに入ったことになる。 世界の金融界で広がる“APIエコノミー” 3月6日に開催された発表会では、MUFG{APIs}の説明に先立ち、オープンAPIについての勉強会が行われ、オープンAPIとはどういうものかについての解説があった。 そこでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ デジタルイノベーション推進部 企画グループ シニアアナリスト 藤井達人氏により、「APIとは、あるアプリケーションから他のアプリケーションを利用するためのインタフェース」との説明が行われた。自社のAPIを公開するオープンAPIは、外部の開発者が容易にアプリケーションを開発・利用できるようにすることを狙ったものだ。 藤井氏はオープンAPIの実例としてGo
本連載「Socket.IOで始めるWebSocket超入門」では、WebSocketを扱うことができるNode.jsのライブラリ「Socket.IO」を使って、サンプルアプリケーションを構築していきます。 具体的には、チャットを題材とし、送受信されるメッセージ内容が即時反映されるリアルタイムかつ双方向なWebアプリケーションの構築を目標とします。さらに構築の中で、Socket.IOの各種ライブラリの使い方について解説することで、Socket.IOを使ったWebSocketの実践方法を体系的に学びます。 いまさら聞けないWebSocketとは WebSocketはリアルタイムWeb技術の一種であり、リアルタイムかつ双方向な通信を実現するプロトコルです。WebSocket通信では、コネクション確立時にHTTPからWebSocketへプロトコルを切り替えます。1度コネクションが確立されると、「w
API設計を学ぶべき背景と前提知識、外部APIと内部API、エンドポイント、レスポンスデータの設計やHTTPリクエストを送る際のポイントについて解説する。おまけでAPIドキュメント作成ツール4選も。 【0分】API設計を学ぶべき背景 APIの公開が増えている 最近、自社で保有するデータや、システム、アプリケーション、Webサービスの機能を「API(Application Programming Interface)」として公開する企業が、増えてきています。これに伴い、「API経済圏(APIエコノミー)」という新たなビジネスモデルが確立されつつあります(参考:5分で絶対に分かるAPIマネジメント、API経済圏)。 「ProgrammableWeb」というAPIに関するニュースサイトや、さまざまな企業が提供するAPIのリンクがまとまったサイトもあり、APIの普及はものすごいスピードで進んでいる
第1回 IT管理者も知っておきたいGoogleアナリティクスの概要:Googleアナリティクス入門(1/2 ページ) 今やWebページも企業の「顔」の一つとなっている。その「顔」が十分に活用されているのか、確認するにはアクセス分析が効果的だ。しかし、具体的にはどうすればよいのか。本連載では、分析ツールとして広く利用されているGoogleアナリティクスの概要と、代表的なアクセス分析の方法について解説していく。 連載目次 ビジネスにおけるWebの重要性とデータ分析 今やほとんどの企業が企業情報などをWebサイトで提供しており、多くの人がその企業について調べる際に参考にしている。つまり、Webサイトが企業の一つの「顔」となっているわけだ。オンラインショッピングサイト(ECサイト)やWebコンテンツサイトでは以前からアクセスログを解析することで、Webサイトの使い勝手を向上させて、業績を伸ばす努力
「Java News.jp(Javaに関する最新ニュース)」の安藤幸央氏が、CoolなプログラミングのためのノウハウやTIPS、筆者の経験などを「Rundown」(駆け足の要点説明)でお届けします(編集部) 標準JDKに含まれる便利なツール 読者の皆さんは、最近のJDK(Java SE)に、開発やデバッグに便利な新しいツールが含まれていることをご存じでしょうか? 古くからのJava開発者は、古い時代のJDKのツールしか知らず、一方で新しいJava開発者はEclipse/NetBeansなどの統合開発環境に慣れてしまい、細かなコマンドツールを直に使う状況が減ってきているかもしれません。 そこで今回は、最近のJava SE 6含めて比較的新しいと思われるツールを以下の5種類に分けて紹介します。 プロファイリング トラブルシューティング/情報取得 監視 配備/補助 スクリプティング 「こんなツー
Cmdlet(コマンドレット) 次にCmdletについて見てみよう。先述したように、CmdletはPowerShellに内蔵されている(外部のEXEファイルなどではない)コマンドのことであり、現在のバージョンでは合計129個のCmdletが標準で用意されている。 ■コマンドを検索するGet-Commandコマンド 利用可能なCmdletの一覧は、「Get-Commandコマンド」により表示できる。このコマンドをパラメータなしで実行すると、Cmdletのコマンド名と指定可能なパラメータが一覧表示される。 PS C:\tmp> Get-Command CommandType Name Definition ----------- ---- ---------- Cmdlet Add-Content Ad
DevOpsというキーワードに関連して、「Chef」というツールの名前を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。この記事では、インフラにおける構成管理、展開作業を自動化するChefの構造および基本的な使い方について解説します。 インフラストラクチャ自動化フレームワーク「Chef」 Chefは、物理、仮想、クラウドといったさまざまな大きさのインフラに対して、サーバやアプリケーションの展開を容易にするための自動化フレームワークです。 Chefの重要な要素の1つに「Infrastructure as Code」という概念があります。インフラをどのように構築し、維持するべきかという定義はRubyの文法で記述され、ソースコードのように扱うことができます。つまり、あたかもRubyでプログラミングをするように、インフラの構成管理をコードによって行えることがChefの利点の1つです。 自然言語による
新サービスが続々登場してアツい! 「GitHub」とは 皆さんは「GitHub」を活用しているでしょうか? 「GitHub」(ギットハブ)はソースコード管理用の分散型バージョン管理システム「Git」を使ったホスティングサービスです。 Gitの特徴は、作業用として自分のコンピュータ上にあるローカルリポジトリがあれば、ネットワークに接続できない状態だったとしても、ソースコードの更新や、履歴を調べたりできる点にあります。その特徴はGitHubにも生かされていて、オープンソースとして公開中の既存のコードを分岐(fork)して、新しいプロジェクトとして開発できます。 また、自分が手元のローカル環境でバグ修正したり、拡張したソースコードを本家のオープンソースプロジェクトに取り込んで(pull)もらうことも手軽にお願いできます。 さらに、READMEテキストファイル(README.md)などを独特のマー
Androidアプリのテストに関する課題 Android端末の普及は世界規模で増加の一途をたどっています。2011年秋冬モデルが発表され、発売予定のものを含むと日本で発売中のAndroidの携帯端末は100機種に迫ろうとしています。読者の皆さんの周囲を見渡しても、電車や街角でAndroidを採用したスマートフォンなど携帯端末を使用する人をよく見かけるのではないでしょうか。 そして、スマートフォンに留まらずタブレットやミュージックプレイヤー、電子ブックリーダー、POSレジ、テレビなど、さまざまなデバイスがAndroidを搭載し始めています。Androidの採用が増えるにつれ、Androidアプリの種類が増えるので、アプリの開発案件も増えることになります。実際、本稿を読んでいる開発者の方の中にも、すでにAndroidアプリの開発に取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。 筆者も普段の業務の
今回から、Vimをプログラム開発環境にしてしまう方法を解説します。これができれば、Vimでプログラムを編集した後に、コンソールに戻ってコンパイルの指示を出すという面倒を避けられます。(編集部) そろそろ実用的なことを - Cプログラミング これまで7回にわたってVimの基本的な使い方を解説してきた。これまで紹介してきた操作法を身に付けておけば、かなりの速度でテキストファイルを編集できるようになっているはずだ。Vimを操作する能力は、熟練すればするほど高速になる。スキルアップに費やす対象としては悪くない選択肢だ。今回以降しばらくの間は、より具体的なシーンを想定して、操作方法や、または操作方法をより便利な次元へ引き上げるプラグインについて紹介していく。 Vimといえばやはりプログラミング言語や設定ファイルの編集エディタとして利用することが多い。今回は、C言語のソースコード編集とコンパイル、実行
新規にユーザー登録を行うには、useraddコマンドを使用する。X Window Systemでは、Linuxconfを使って同様のことが行える。 useraddコマンドの使用法は以下のとおりだ。使用するには、root権限が必要となる。 オプションは省略可能だが、「-c」と「-g」は使用する機会が多いだろう。 -cは、コメントを設定するオプションだ。通常は本名を入力する。Linuxconfの場合、[フルネーム]というフィールドに相当する。「Noriyuki Kitaura」のように間に空白を含める場合は、"Noriyuki Kitaura"のように「"(ダブルクオーテーション)」で囲む必要がある。 -gは、グループを設定するオプションだ。省略すると、新規作成したユーザー名と同じグループが作成される。1人で使用する場合はそれでも構わないが、複数のスタッフでプロジェクトを推進するようなケースで
今回から、いよいよApacheの設定編に突入する。Apacheの設定ファイルは、長大で複雑怪奇に見えるが、実際には単純な項目の羅列にすぎない。まずは最も基本的な設定を行って、Webサーバとしての体裁を整えよう。 (2/2)
Apache 2.0の必須設定と基本セキュリティ対策:実用 Apache 2.0運用・管理術(1)(3/3 ページ) Apache 2.0の基本設定 Apacheの設定のほとんどは、httpd.confだけで行えます。httpd.confを編集することでより高いパフォーマンスを引き出したり、セキュアなサイトを作れるなど、細かな挙動を制御できます。httpd.confの設定は奥深く、それだけを解説した書籍が発行されるほどのボリュームがあります。 ここでは、多岐にわたる設定項目の中から要点をかいつまんで紹介します。なお、ソースからインストールした場合は「highperformance-std.conf」ファイルなど、用途に応じてhttpd.confファイルを選択することもできます。 Webサーバとして最小限やっておくべき設定 httpdデーモン起動の前に、最低限動作に関係するディレクティブを確
JavaScriptで本格的なプログラミングの世界に触れてみよう。連載を通じて実用的なアプリケーションを作れるようになるはず!?(編集部) JavaScriptってよく聞くけど何だろう? JavaScriptは、Webブラウザ上で動かすことのできる簡単なプログラム言語です。HTMLだけでは動くWebページはできませんが、JavaScriptを使うとWebページにさまざまな動きを入れることができるようになります。 プログラム言語と聞くと、なんだか難しそうに感じてしまうかもしれませんが、心配はいりません。 本講座は、HTMLは分かるけどプログラムを書いたことがないという人や、デザインは得意だけどプログラムは全然分からない! 文科系で数学は苦手! という人が理解できるような入門講座として、JavaScriptの基本から進めていきます。 用意するものはメモ帳などのテキストエディタとWebブラウザだ
Webサーバから始めよう:いまさら聞けない!? Web系開発者のためのサーバ知識(1)(1/2 ページ) プログラマの弱点(?) ある程度の規模の開発プロジェクトでは、上流工程と下流工程、開発担当とサーバ担当、さらに開発担当のなかでもバックエンドのロジック担当とフロント周りの担当など、分業体制で進めていくのが一般的です。 ここまできっちりと分業されていない場合でも、コーディングはプログラマが行い、本番向けのサーバ構築などは詳しい人に任せてしまうといったことは多々あります。 こういった分業体制はもちろん理に適ったことなのですが、開発者が常にプログラマに徹してしまっていると、どうしてもサーバ知識が不足しがちになります。アプリケーションを動作させるために必要な最低限の環境を自分のPC上に整えたら、あとはひたすらコーディングの日々といったことの繰り返しになるので、なかなかサーバ知識が深まりません。
Objective-C初心者のための入門連載です。Objective-Cとは何かの基礎知識から、さまざまな基本構文/文法(変数、データ型、nil、配列、プロパティ、アクセサ、クラス、スーパークラス、ルートクラス、サブクラス、ポインター、メソッド、インスタンス、リンク、ラッパークラス、コンパイラディレクティブ、id、メッセージ式、文字列操作、forなどの繰り返し(ループ)、列挙子、ディクショナリ(連想配列)、高速列挙、オブジェクト指向、継承、プロトコル、多重採用、セレクター、クラスクラスター、カテゴライズ、カテゴリ、メモリ管理、ガベージコレクション、参照カウンターなど)を、書き方が分かる豊富なサンプルコードとともに解説します。
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