サイレックス・テクノロジーは5月31日,指の表皮状態に左右されずに指紋の特徴点を抽出できる指紋認証装置「SX-Biometrics Suite with S1」(以下「S1」,写真)を出荷した。主にPCに接続して利用することを想定しており,PCとUSB2.0インタフェースで接続する。S1は,指の表面(表皮)ではなく,その下層にある皮膚本体(真皮)に刻まれた指紋情報を読み取れる特徴がある。このため,指の表面が極度に乾燥した状態だったり,荒れや傷がある状態だったりしても,高い精度で指紋の特徴点を識別できるという。 小型の指紋認証装置では従来,表皮の凹凸で生じる電荷量の差から指紋情報を読み取る「静電容量式」や,表皮の凹凸で生じる温度差から指紋情報を読み取る「熱検知方式」のセンサーを使うことが多かった。しかしこれらの方式では,「指の表皮の状態に影響を受けやすく,100人に2~3人は利用できなかった
インターネットにつながっていれば,USBキーを装着するだけでどこからでも社内LANにつながる--。そんなサービスが2006年9月ごろに始まる。サービスを提供するのは,アクセンス・テクノロジーという社員11人の技術系ベンチャ企業だ(写真)。 同社のサービスは,いわゆるインターネットVPN(仮想閉域網)を構築できるもので,「ミエルリンク」と呼ぶ。企業ユーザーは,本社などセンター側に専用のサーバーを設置し,クライアント・パソコンに専用USBキーを装着するだけ。インターネットに流れるIPパケットの中に,イーサネット・フレームを包んで流し,遠隔地にあるパソコンと社内LANを結ぶ。ソフトイーサの「PacketiX VPN Server」によく似た仕組みを,サービスとして提供する。 ミエルリンクが優れている点は,ブロードバンド・ルーターなどのNAT(network address translation
This webpage was generated by the domain owner using Sedo Domain Parking. Disclaimer: Sedo maintains no relationship with third party advertisers. Reference to any specific service or trade mark is not controlled by Sedo nor does it constitute or imply its association, endorsement or recommendation.
Sophosによれば、「XF97/Yagnuul-A」ウイルスは架空チームで競うファンタジーフットボール風の対戦表を装ってExcelファイルに感染する。 サッカーのワールドカップ開幕を控え、架空チームで競うファンタジーフットボール風の対戦表を装ってExcelファイルに感染する新手のウイルス「XF97/Yagnuul-A」が出現した。 セキュリティ企業のSophosによれば、このウイルスはユーザーが開いている既存のExcelファイルに感染するとともに、ウイルス感染したExcelファイルをHDDに作成する。このファイルはファンタジーフットボールの対戦表のような内容になっており、イングランドのバークレイズ・プレミアリーグの対戦予想が記載されているという。 ユーザーは他人が作成したExcelファイルを再利用しているだけのつもりでも、背後でウイルスが攻撃の準備をしているかもしれないと、Sophosで
トップ ◆ 個人情報保護法制の整備について ・ 個人情報保護基本法制に関するこれまでの経緯 ・ 個人情報保護法制化専門委員会 ・ 個人情報保護検討部会 ・ 「諸外国における個人情報保護法制」 ◆ 個人情報の保護に関する法律(平成15年5月30日法律第57号) ・ 概要 ・ 法律 ・ 解説 ・ 消費者庁HP 「個人情報の保護」 ・ 総務省HP 「行政機関個人情報保護法」
セキュリティ企業のF-SecureはCeBIT 2006開催中、同社のブースにハニーポットを設置し、1万台以上のBluetoothデバイスをスキャンした。 セキュリティ対策企業のF-Secureは3月16日、BluetoothのハニーポットをCeBIT会場で試験稼働させたことを明かした。 同社のブースに設置されたハニーポットはCeBIT会期中に合計1万2500台のBluetooth搭載デバイスをスキャン。その中にはSymbOS/Skulls.aやEICARといったBluetoothウイルスファイルの存在も確認されたという。 F-Secureによれば、このハニーポットは100メートルの到達距離を持ち、デバイスの名称を検知。そのデバイスが転送しようとするファイルを、ウイルスを含めてすべて受け取る設定がされていたという。ブースの場所からは、最大で100台以上のBluetoothデバイスが確認でき
【特集】ハニーポットを利用したネットワークの危機管理 ~おとりサーバで侵入者、攻撃者の手法を分析~ 田原祐介 株式会社ラック /不正アクセス対策事業本部 2002/1/19 セキュリティに興味を持って取り組んでいる人ならば、ハニーポット(honeypot)という文字を目にしたことがあるのではないだろうか? もともとハニーポットはその名が表すとおり、はちみつ(honey)が入ったつぼ(pot)のことを指すようだ。そして名前から連想されるように、ハニーポットは、悪意を持ったハッカー(侵入者、攻撃者)をおびき寄せる甘いわなとなる。 ハニーポットの仕組みや考え方は実に単純で、セキュリティ的に問題のある(脆弱性を持った)サーバやネットワークを、わざとインターネットにさらしておく。そして、それらを徹底的に監視し、調査することによって、攻撃者の手法や侵入者の行動を研究することにある。特に、CodeRed
日立製作所は3月16日、同社の開発した暗号技術がISO(国際標準化機構)の標準規格に採用されたと発表した。名称は「HIME(R)(ハイムアール)」で、データを暗号化する鍵と復号化する鍵が異なる公開鍵暗号方式に適用される。 HIME(R)の特徴は、データを暗号化/復号化する際の処理が高速なこと。日立によれば、「従来普及しているRSAの暗号技術に比べて、暗号化で約10倍、複号化で2~3倍の速度で処理できる」(システム開発研究所)。アルゴリズムを工夫して処理性能を向上させたことでチップでの計算量を削減し、「暗号技術の機器への実装時に省電力化が図れる。例えば、暗号化する際は、消費電力が従来技術を使う場合の10分の1で済むと見込んでいる」(同)としている。 日立は、HIME(R)をバッテリ容量に制限があるモバイル機器に搭載することを想定している。極めて少ない電力で駆動するICカードやICタグへの搭載
野村総合研究所子会社のNRIセキュアテクノロジーズは3月3日、個人情報保護に関する消費者意識調査の結果を発表した。それによると、インターネットで電子商取引(EC)などのサービスを利用して情報漏えいの被害に遭った人のうち、39.3%はそのサービスの利用を中止していることが分かった。この割合は、1年前に行った前回の調査の28.8%に比べ大幅に増加しており、「情報漏えいに対する消費者の目が厳しくなっている」(同社)という。 利用を中止する理由としては、「再度の漏えいに対する懸念」(58.5%)や「サービス事業者に対する抗議」(34.0%)などが多かった。 また今後個人情報漏えいの被害に遭った場合、消費者としてどのような対応をとるかという質問では、「企業の対応が不誠実ならサービス会員をやめる」が81.3%。「当該サービスだけでなくその企業ブランドからも離れたい」という答えも63%にのぼった。 一方
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く