第2次世界大戦中にアメリカ国内に暮らす日系人の強制収容の違法性を訴え続けた故ゴードン・ヒラバヤシ氏に対し、アメリカ政府は、人権の保護に向けた行動をたたえるため、一般市民としては最高位となる勲章を授与し、オバマ大統領から夫人に直接、勲章が渡されました。 日系2世のゴードン・ヒラバヤシ氏は、第2次世界大戦中、アメリカに暮らす日系人を砂漠地帯などに強制的に収容することを定めた大統領令に従うことを拒否し、有罪判決を受け、その後、憲法違反だとして最高裁判所まで争うなど、一貫して強制収容の違法性を訴え続けました。 ヒラバヤシ氏は、ことし1月に93歳で亡くなりましたが、アメリカ政府は、人権の保護に向けたヒラバヤシ氏の行動と勇気をたたえ、一般市民としては最高位となる「大統領自由勲章」を授与することにしました。 ホワイトハウスで29日、行われた授与式には、ヒラバヤシ氏の夫人が招かれ、オバマ大統領は「ヒラバヤ