出馬を決意した細川元首相と、支援を決めた小泉元首相=東京都内のホテルで2014年1月14日午後0時48分、梅村直承撮影 猪瀬直樹氏の辞職に伴う東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で、細川護熙(もりひろ)元首相(76)は14日午後、「私も都知事選に立候補する決断をした。日本のさまざまな問題、特に原発の問題は国の存亡に関わる問題だ」と述べ、都知事選への出馬を表明した。東京都内のホテルであった小泉純一郎元首相との会談後、記者団に語った。小泉氏も会談後、記者団に「原発の問題で共感できる。細川氏を強力に支援していきたい」と述べ、細川氏を全面的に支援する考えを示した。細川、小泉の両元首相が脱原発で連携することが決まったことで、原発政策が争点として急浮上し、安倍晋三首相の政権運営にも影響しそうだ。 【細川氏の出馬に賛否】「政治経験、十二分にある」と「都政で何がしたいの?」 会談は約50分行われた