【8月22日 AFP】月の表面に氷が存在することを示す決定的な証拠が、このほど初めて確認された。未来の月面滞在に希望をもたらす発見となった。論文が20日、米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。 月に氷が存在することを示す兆候は、これまでも幾度となく報告されてきた。だが、今回発表された研究論文によると、これまでの報告は、異常に強い反射性を持つ表層土など、別の要因で説明できるものばかりだったという。 論文の主著者である、米ハワイ大・地球惑星物理研究所(Hawaii Institute of Geophysics and Planetology)のリ・シュアイ(Shuai Li)氏は、AFPの取材に「科学者が(月の)表面に氷が存在することを示す決定的証拠をつかんだのは、これが最初だ」と語った。 氷は、主に南極と北極付近にあるクレーターの影の部分にあった。インド宇宙研究機構(Indian
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