イスラエル・ティムナ渓谷で発見された、紫色に着色された糸くず。イスラエル考古学庁提供(2021年1月30日提供)。(c)AFP PHOTO / HO / ISRAEL ANTIQUITIES AUTHORITY 【1月31日 AFP】イスラエルの考古学者らはこのほど、同国南部でダビデ王(King David)とソロモン王(King Solomon)時代のものとされる紫色の染料で着色された糸くずを発見したと明らかにした。 イスラエル考古学庁(IAA)、テルアビブ大学(Tel Aviv University)およびバルイラン大学(Bar-Ilan University)の共同声明は、「織布のくずや飾り房、ロイヤルパープルの色に染められた毛糸の繊維を見つかり、研究者らは衝撃を受けた」としている。 発表によると、これらは古代の銅生産地であるティムナ渓谷(Timna Valley)で発掘された着色織