消費期限切れの原料を使った洋菓子を製造・出荷していたことをきっかけに経営不振に陥っている不二家だが、同社キャラクター「ペコちゃん」の人気は衰えを知らない。 2007年2月1日、不二家の桜井康文社長と製パン最大手の山崎製パンの飯島延浩社長が東京都内でトップ会談したことを受けて、YOMIURI ONLINEなどは同日夜、不二家が山崎製パンから食品衛生管理体制の整備で支援を受けることで合意した、と報じた。これに対して、不二家は翌2日、山崎製パンから衛生技術や品質管理等で支援を受けることについて、「話し合いを持ち、検討中ですが、具体的なことは何も決定しておりません」とのコメントを発表している。 ペコちゃん人気が会社を支えている 同日には時事通信が「森永製菓、再度支援を打診=『ペコちゃん』ブランド獲得に意欲」の見出しで、不二家からいったんは支援を拒否された森永製菓が、引き続き支援の用意があることを不