JR東日本の子会社の「総合車両製作所」は、鉄道会社などから委託された車輪に車軸を取り付ける作業を基準外の圧力で行ったうえ、数値を改ざんする不正があったと発表しました。これを受け国土交通省は特別保安監査を行う方針です。 総合車両製作所によりますとデータが確認できる2013年以降のものを確認したところ、鉄道会社など29社から委託された車輪に車軸を取り付ける作業を基準外の圧力で行っていたうえ、数値が基準値内におさまるよう改ざんしていたことがわかったということです。 問題の車軸は合わせて2114本あり、納品先は7割余りが東急電鉄でした。 東急電鉄は車軸を交換するなどしていて安全に問題はないとしています。 JR東日本の担当者は「お客様や多くの鉄道事業者にご心配とご迷惑をおかけしたことをおわびします」と述べ、総合車両製作所の担当者は「安全に関する取り組みについて最大限尽力します」と話しました。 この問