1万円の寄付でもらえる、和牛やメロン、うなぎ。寄付へのお礼に、全国各地から、豪華な返礼品が届くと大人気の「ふるさと納税」。「自分もやった」という方も多いのではないでしょうか?ところがこのふるさと納税が今、岐路に立たされています。人気の原動力だった返礼品について、競争が過熱していると、国が「待った」をかけたことで、内容が大幅に変わるかもしれないのです。通知を受けた全国の自治体には戸惑いが広がっています。(ふるさと納税取材班) ふるさと納税は、生まれ育ったふるさとや応援したい自治体などを自分で選んで寄付できる制度として、9年前に始まりました。全国各地の自治体が寄付してくれたことへのお礼として、地元の特産品や、パソコン、電気掃除機などの電化製品、航空券や町で使える温泉宿泊券など、さまざまな返礼品をそろえたことで、人気が高まります。インターネットで気軽に手続きできるようになったこともあり、ここ数年