2009年02月08日23:00 カテゴリNewsValue 2.0 大学運営がビジネスライクになった本当の理由 いつもの内田節なのだが.... 大学はどうなるのか (内田樹の研究室) しかし、大学に30年いてわかったことは、教育については「あらゆる教育プログラムが滑らかに進行し、学生たちの顔が知性と歓喜に輝いていた“教育の黄金時代”をもう一度甦らせよう」というタイプの「物語」が教育者を「やる気」にさせる上でもっとも効果的であるということである。 ふと「それではなぜ大学運営はビジネスライクになったのか」と考えたら、呆れるほど散文的な答えが出てきた。 それが、右のグラフ。1980年を100として、国立大学の学費、私立大学の学費、そして実質GDPがどのように推移したかを表している。元となった数値は以下から入手した。 国立・公立・私立大学の授業料及び入学料の推移 国立大学の授業料(標準額)の推移