26日の東京外国為替市場、アメリカの金融引き締めが長期化するという見方などから円安ドル高が進み、円相場は一時、およそ11か月ぶりに1ドル=149円台まで値下がりしました。 26日の東京市場では、日銀が大規模な金融緩和策を維持する一方、アメリカの金融引き締めが長期化するという見方から日米の金利差の拡大が意識され、円を売って、より利回りが見込めるドルを買う動きが出ました。 このため、円相場は午後に入って1ドル=149円台まで値下がりし、去年10月以来、およそ11か月ぶりの円安水準を更新しました。 その後は、円を買い戻す動きも出て、午後5時時点の円相場は、25日と比べて43銭円安ドル高の1ドル=148円86~88銭でした。 一方、ユーロに対しては、25日と比べて34銭円高ユーロ安の1ユーロ=157円57~61銭となりました。 ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.0585~86ドルでした。 市場関