■ 『溜池通信』で紹介されていた『The Economist 』記事要旨からの抜き書きである。 久間防衛相が米国の原爆投下を是認するような発言をした。久間の発言は主流派歴史家の見解通り、原爆投下が日本の降伏を早め、ソ連の大規模占領を防いだというもの。これが日本の右派(歴史見直し派)と左派(反戦平和派)を結束させてしまった。不運にも久間の選挙区は長崎であり、自民党候補が民主党と競っている。九州は保守の金城湯池なるも、自民党の選挙マシーンは弱体化している。久間は7 月3 日に辞任した。 雪斎は、「久間発言は、教条的な『平和主義者』と観念的な『民族主義者』の醜悪な野合の光景を出現させた。誠に気色悪いものを見せられた想いがする」と書いたけれども、『The Economist 』記事要旨を前にして、「何だ。同じことを言っているやないけ」と反応する。 ■ 昨日付『産経新聞』「正論」欄に寄せた原稿である
■ 「拉致敗戦」という記事を紹介したエントリーの翌日に書くつもりだったエントリーである。 次の報道には、誠に奇妙なものを感じさせられた。 「何故。この時期に…」と思った。 □ めぐみさん目撃の北朝鮮元工作員、覚せい剤密売容疑で逮捕 7月9日22時29分配信 読売新聞 【ソウル=中村勇一郎】韓国のソウル地方警察庁は9日、北朝鮮製とされる覚せい剤を密売したとして、ソウル在住の元北朝鮮工作員、安明進(本名アン・ミョンジン)容疑者(38)を麻薬類管理に関する法律違反などの疑いで逮捕した。 安容疑者は北朝鮮の工作員養成機関に在籍中、横田めぐみさんら日本人拉致被害者を目撃したと証言し、日本のメディアにも数多く出演していた。 調べによると、安容疑者は今年2月、ソウル市内の飲食店などで覚せい剤12グラムを密売するなどした疑い。安容疑者自身も同居の女性(33)と一緒に覚せい剤を使用していたという。警察当局は
先日ちょこちょこと北朝鮮がミサイル実験をしていた。固定燃料だったらしいので、すわっとも思ったが直接的には日本の安全保障には影響はなさそうだし、国内でもそれほど問題視されてもいないようだった。ただ、気になることはあった。これも微妙な話なんでどう書くか迷うのだけど、ブログをやっているなら時事で気になることは書いておくという程度に書いておく。 話を単純にすると、今回の一連のミサイル実験は北朝鮮が韓国を狙ったものかもしれない。もっともそれを言うなら一年前の、日本が大騒ぎした実験にもそういう面はあったかとも思うのだが。そのあたりはどうなのかとぼんやり疑問に思っていると、三日付の朝鮮日報社説”北のミサイルはソウル以南の都市を狙うためのもの”(参照)で、この件にふれたバーウェル・ベル在韓米軍司令官の講演を扱っていた。 バーウェル・ベル在韓米軍司令官は2日、寬勲クラブで講演を行い、「北朝鮮が先月27日に(
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く