2014年の冬、10時間に及ぶアダルトビデオ作品を編集した『劇場版テレクラキャノンボール2013』が大きな話題を呼んだ。Twitterと口コミで着実に動員を増やすと、全国のミニシアターでも上映され、地上波テレビでパロディ企画が放送されるまでになった。 本作品を手がけたAVメーカーのHMJM(ハマジム)はそれ以降、他のカルチャーとも積極的に交流を持つ。音楽面では、アイドルグループの解散ライブ前後に密着した『劇場版 BiSキャノンボール2014』をはじめ、東京のアンダーグラウンドで躍動する3組のアーティストを追った『モッシュピット』、バンドと共催した18禁フリーライブを作品化した『どついたるねんライブ』などの映像作品を生み出した。 人気AV女優だった上原亜衣の引退をモチーフとした平野勝之監督作『青春100キロ』、予告編から混迷を極めたビーバップみのる監督の怪作『劇場版 501』といった劇場用作