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![「忖度」という言葉について、日本語学者に聞いてみた](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8754ad3ed3bdb9889cab25623c09423dca82275e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.buzzfeed.com%2Fbuzzfeed-static%2Fstatic%2F2017-03%2F29%2F2%2Fenhanced%2Fbuzzfeed-prod-fastlane-02%2Foriginal-26460-1490769014-4.jpg%3Fcrop%3D1200%3A628%3B0%2C0%2526downsize%3D1250%3A%2A)
「新年明けましておめでとう」はおかしい、新年が明けたら来年になってしまうではないかという意見があります。でも問題ない。「毛糸を編む」でなく「セーターを編む」、「水が沸く」でなく「湯が沸く」という言い方があります。結果を主語に持ってくる語法が日本語にはあるのですね。
CIA(米国中央情報局)は、1月17日、これまで極秘扱いだった大量の資料をオンラインで一般公開した。海外ニュースメディアによれば、その中に、超能力者として世界的に知られたユリ・ゲラー氏の、テレパス能力を試した実験結果があるとのこと。ゲラー氏は70年代後半に、スプーン曲げで日本でも有名になったが、彼の超能力を「インチキだ」という人も多い。1973年スタンフォードで行なわれた実験CIAの実験は、1973年に、米国カリフォルニア州スタンフォードで8日間にわたって行なわれた。CIAの要請を受けた科学者たちは、ゲラー氏を窓のない密室に入れ、その隣の部屋にCIA局員を入れた。次に、辞書からランダムに単語を選び、CIA局員にその言葉から思い浮かぶ絵を自由に描かせた。それが終わると、科学者は隣部屋に居たゲラー氏に、CIA局員が描いた絵が何かを尋ねた。騒音が出るシリンダー状のもの最初の実験でCIA局員に与え
「ら抜き」に加え「さ入れ」の傾向も強まっているそうだ。文化庁の2015年度「国語に関する世論調査」 ▼「今年は初日の出が見れた」「早く出れる?」という「ら抜き」言葉を使う人の方が「見られた」「出られる?」と言う人をわずかに上回った。「ら抜き」が多数派になったのは、1995年度の調査開始以来、初めてだとか ▼余分な「さ」はこんなふうに。「絵を見させてください」「私が読まさせていただきます」。共通語なら「見せてください」「読ませていただきます」が正しい。「見させて」は33%、「読まさせて」は23%が「使う」と回答した ▼敬語も怪しい。「うちの子におもちゃを買ってあげたい」と言う人は57%、「植木に水をあげる」は34%、「相手チームにはもう1点もあげられない」は21%。いずれも「あげる」ではなく「やる」でいい ▼ただし、「見られる」の「られる」は、可能、受け身、尊敬のどれにも使えて紛らわしい。「
この記事では、ここ5年間 (2014年以降) に発表された「的を得る」関連の情報を、2回に分けて見てみます。なるべく多くの情報を集めましたが、網羅的なものではないことをご了承ください。記事中では「的を得る」を誤用とする立場を「誤用派」、誤用としない立場を「非誤用派」と呼ぶことにします。*1 国語辞典の記述 「的を得る」について言及している国語辞典の多くは、改訂後も依然として容認には否定的・消極的でした。しかし、「的を得る」を普通の言葉として載せる辞書もいくつか現れました。 私が調べた限りでは、2013年当時、「誤用派」の国語辞典は11種 *2ありました。また、誤用の注釈なしに「的を得る」を載せていたものは1種 *3です。 「誤用派」の11種のうち、2014年以降に改訂版が出たものは8種ありました。内容は以下の通りです。 ●誤用扱いのままのもの (使用しないよう注意喚起のあるもの) (4種)
先日 (2014年5月1日) 、『三省堂国語辞典』編纂者の飯間浩明先生が、ツイッターで「「汚名挽回」は「汚名の状態を元に戻す」と考えられ、誤用ではない」とお書きになり、話題になりました。 http://twitter.com/IIMA_Hiroaki/status/461845102835429376 今回は、この「汚名挽回」の問題を急遽取り上げてみることにしました。ただ、まだ十分に情報が集まっていないので、今回は用例をいくつか列記するに留めます。 古い用例について 「汚名 (を・の) 挽回」の古い用例は、今のところ以下のものが見つかっています。 ※用例・文献の引用方法について 1883年 如斯ニシテ焉ソ越後腐米ノ汚名ヲ挽回スルヲ得ンヤ (『第二回新潟縣農談會日誌』新潟縣勸業課 p.94 2行目) https://books.google.co.jp/books?id=XPOoPdVqTF
飯間浩明 @IIMA_Hiroaki 1967年10月21日、香川県高松市生まれ。国語辞典編纂者(出版社社員ではありません)。『三省堂国語辞典』編集委員。著書『日本語はこわくない』PHP、『日本語をもっとつかまえろ!』毎日新聞出版、『知っておくと役立つ 街の変な日本語』朝日新書、『ことばハンター』ポプラ社 他。『気持ちを表すことばの辞典』ナツメ社 も監修。 asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/ 飯間浩明 @IIMA_Hiroaki 「挽回」は「元に戻す」という意味があるので、「汚名挽回」は「汚名の状態を元に戻す」と考えられ、誤用ではない。これは『三省堂国語辞典』第7版に記述しました。『明鏡国語辞典』もやんわりとですが、誤用と決めつけられないことを記しています。「汚名挽回」の汚名挽回なるか、といったところ。 2014-05-01 21:30:27 飯間浩明 @IIMA_Hir
「ハンバーガーにむしゃぶりつく」 この文章を読んで、違和感をもった方はどれだけいらっしゃるであろうか。実はこのような「むしゃぶりつく」は今までなかった言い方なのである。 「むしゃぶりつく」というのは、感情が激して激しい勢いで抱きつくという意味で、抱きつく相手は従来は人であることが多かった。 それが、近年「むしゃぶりつく」対象が広がりつつある。特にその対象が食べ物であることが多く、インターネットで検索しても、ハンバーガー、鶏の唐揚げ、スイカ、「ガリガリ君」というアイスキャンデーまで、実に様々である。 「むしゃぶりつく」は、「むさぶりつく」が変化した語で、「むさぶる」とは「むさぼる(貪る)」のことである。実をいうと「むさぼる」には、がつがつ食べるという意味もあるので、それが変化した「むしゃぶりつく」にもそのような食べるという意味があってもよさそうなのだが、「むしゃぶりつく」は従来食べ物
職場の上司や先輩など目上の人から何か指示を受けたときに、「了解しました」と答えるのは失礼かどうか、という議論がインターネットで話題になっています。 「了解しました」「承知しました」、職場であなたは使い分けていますか? ネットで話題になっているのは「『了解』は失礼か?」というタイトルのブログ記事で、この記事に反応して「「目上には『了解』ではなく『承知』を使う」は誤用」というタイトルのブログ記事も注目を集めました。 職場の上司や先輩など目上の人に「了解」ということばを使うことが、失礼に当たるかどうかについていろいろな角度から考察したもので、読んだ人たちからは「普通に『了解』って使っていた」「内部の業務連絡ではいいが、外部とのやり取りではだめ」など、自身の経験に基づいた多くの意見が寄せられています。 「了解」は「軽い」 「了解」が失礼かどうかを考える前に、こうした議論はいつごろから始まったのでし
先ずは問題から。 悪い評判、不名誉な評判の意味の「汚名」という語を使って四字熟語を作りなさい。 こんな問題が出たとしたら皆さんは何と答えるであろうか。 「汚名=返上(へんじょう)」はどうであろうか? はたまた「汚名=挽回(ばんかい)」は? 実は、従来「汚名返上」が正しいとされてきた。ところが、文化庁が発表した平成16(2004)年度の「国語に関する世論調査」では、「前回失敗したので今度は―しようと誓った」という設問に対して、本来の言い方である「汚名返上」を使う人は38.3パーセント、従来なかった言い方「汚名挽回」を使う人が44.1パーセントという、数値が逆転した結果となっている。 「汚名挽回」が誤りだという根拠は、それが「汚名返上」と「名誉挽回」の混交表現だからだと考えられている。 文化庁は、従来なかった「汚名挽回」も間違った言い方だとは断定していないが、最近この調査結果を受け
みなさんは、ひとりでテレビを見ていて「爆笑」してしまったことがありますか? 多くの人が「ある」と答えそうな質問だが、じつはこれ、間違いなのだ。そんな、知らないと恥ずかしい言い間違いを紹介しているのが、12月21日に発売された『えーっ! これ、言い間違い!?』(飛鳥新社)。双子の作者であるかおり&ゆかりも知らずに使い続けていた、日本語の言い間違いとはどんなものだろう? 関連情報を含む記事はこちら まず、先ほど例に挙げた「爆笑」だが、どこか間違いなのかというと、笑っているのが自分ひとりだということ。爆笑とは「大勢が一度にどっと笑うこと」なので、一人でいくら笑っても爆笑にはならないのだ。 同じように、間違って使われることが多いのは「失笑」。これは、バカにしたように鼻で笑うのではなく、「おかしさをこらえることができず吹き出すこと」なので、普段「失笑」と聞いて思い浮かべる笑い方は「冷笑」が正しいのだ
(第321号、通巻341号) よくもまぁ、これほど数多く収集したものである。『新明解国語辞典』の編纂者、山田忠雄主幹の著作『私の語誌』(三省堂)の第2巻は、副題に「私のこだわり」とある通り、「こだわる(名詞形、こだわり)」の用例のオンパレードである。ほとんどすべて新聞記事から採録したものだが、ざっと数えたところ、380をゆうに超えていた。 しかも、文脈が分かるように前後の文章をかなり長めに引用し、その後に文例を分析、短評を加えている。しかし、ブログにこれらの主だったものだけでも紹介するのは煩瑣になるので、単行本の結論的な個所と、著名な文章家の「こだわり」に対する山田主幹の批判、いや罵倒とも言うべきすさまじい酷評ぶりを紹介しよう。 まず、「こだわる」の根源的な意味は「それだけを唯一・至上の目標として追求する。若しくは、それを手中から離すまいとする」に帰するとしたうえで、この語は多用されている
これまでに調べたことの簡単なまとめです。 戦前には、「名誉」に対しては、「回復」「恢復」が多く使われています。 「汚名」に対しては、「雪ぐ」のほかに「一掃」や「払拭」など様々な表現が使われています。 「名誉挽回」「汚名返上」「汚名挽回」の、これまでに見つかった古い用例には、次のものがあります。 1934年(昭和9年) 「名譽挽回」(挽の右上は刀) 大阪朝日新聞 1936年(昭和11年) 「汚名を一擧に挽回」 壯年團 - Google ブックス id:kumiyama-aさんによる復刻版の調査によれば 、「負債村といふ汚名を一擧に挽回すべく、全面的經濟更生に邁進(まいしん)するものであるが、」(第2巻 9号 pp.50-51)とあるそうです(Googleブックスでは文字化けしています)。Googleブックスがスキャンしているのも復刻版だと思われます。 http://b.hatena.ne.j
2ちゃんねるの次のスレッドで、しばらく前から「汚名挽回」について議論されています。 ★的を「得る」とか「役不足」を誤用する馬鹿 18★ 776では、「劣勢を挽回」を誤用とする、毎日新聞・校閲グループの次のツイートが紹介されています。 https://twitter.com/mainichi_kotoba/status/277022188773732353 青空文庫やGoogleブックスなどでの調査もすでに行われていました。 783では、1936年の次の本(雑誌?)の「汚名を一纏に挽回すべく」という用例が紹介されています。 壯年團 - Google ブックス Googleブックスで見つかる「汚名挽回」の古い用例としては、1942年の次の本があります。 大東亞戰爭海戰史: 緖戰篇 - Japan. 海軍. 報道部 - Google ブックス ただし、Googleブックスの検索結果については、7
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