1Fの地下水汚染問題で、鹿島などは「凍土型遮水壁」(⇒経産省サイトのPDF ⇒東電サイトのPDF)などという提案をしているが、これはあまりにも非現実的で費用対効果が低い「机上の計画」だと思う。 この計画は、簡単に言えば、建屋の周辺にパイプを深く埋めてそこにマイナス40度くらいの冷却剤を入れて土地を永久凍土のようにカチカチに凍らせ、その「凍土」を遮水壁とすることで地下水流入=汚染水増大を防ぐという計画。 言うまでもなく、その冷却剤を長期間維持管理するためのエネルギーは膨大なものになる。 すでに1Fの収束作業に使っている電力だけでも大変な負担なのに、これ以上、効率の悪いエネルギーの使い方をするという発想がどうしようもない。「甘えている」としか思えない。 国から金が出るから、請け負えば儲かるんじゃないか……という発想の延長上に出てきた案にしか見えない。 原子力ムラを構成していた企業が、「フクシ