「若者はタイパを重視する」という論説は、様々なメディアでよく目にします。たしかに若者と日々接していると、彼らが常に様々な情報に触れながら、学校、バイト、サークルに就活…と非常に忙しい日々を過ごしている印象を受けます。 8月に実施した調査では、15~24歳の学生461人のうち「効率的な時間の過ごし方をしたい」という質問に「あてはまる」という回答した学生8割程度となりました。一方で、「自分が大切だと思う事柄には時間をかけたい」という質問では、「あてはまる」という回答も8割程度となりました。 常に情報・コンテンツ過多な環境に生まれ育ってきた彼らは、自分が価値を感じる時間を確保するため、知識や情報を得るためのコンテンツを2倍速以上のスピードで倍速視聴したり、iPadを使用して移動時間中に学校の課題を進めたりなど、様々なデバイス・ツールを駆使して時短している実態が見られています。 しかしこれは「タイ