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ブックマーク / sakuraya.or.tp (7)

  • Tohru’s diary

    指定管理者制度万能説? 今日感じたこと。役所では「指定管理者制度万能説」というのが信奉されているらしい。いや、役所ではなく為政者と財政担当というべきか。  制度を導入してもしなくても同じなら、とりあえず導入しなければならないらしい。たとえ外郭団体を指定管理者としても、直営のままでは無策と言われるのを恐れるかのごとく。なんだかしつこい生命保険の勧誘を断るために、とりあえずどこか一社に加入する新入社員のようで、いささか頭が悪い感じ。  一体、指定管理者制度の質とは何なのだろうか。人件費削減?でもそこで排除された給料相応に働かない公務員は別の部署で残ることをどう考えればいいのか。もしくは自分達の給与水準を維持するため、民間企業に雇われた非正規職員から合法的に安く労働力を搾取することを推進するということか。民間活用?公務員は企業人より仕事ができないとあっさり認めるのか。もしくは、企業人より仕事

  • Tohru’s diary

    公共図書館さん、実戦的な援護理論は筑波大学からも降ってきませんよ 公共図書館の必要性とか公共性とか有料化って話が再び一部で盛り上がってて、そういう議論はとっても有意義なんですけど、一方ではこういうレベルで論じられ出される理論は、現場ではかなり通用しにくいんだよね、と現場サイドの者としては少し冷めた意見も持ってます。  もちろん、公共図書館とはなんぞや、から始まり、その目的や役割を説いた学術的な理論などは、自らの事業活動の根拠として当然必要なのですが、しかしそれを現場でそのまま使用するというのは無謀なことだよね、と。  例えば予算要求において役所の財政担当と協議するときに、その辺の理論で事業の必要性を訴えたところで「何世迷い言を言ってるの?」で一蹴されるのがオチだろうし、「お前らのやってることなんざ無駄、無駄」と叫ぶ住民に対しても、どれだけ正論であろうともそういう論は恐らく通じないでしょう

    kunimiya
    kunimiya 2007/12/23
    現場からのお話を是非聞きたいです!
  • Tohru’s diary

    有料化、有料化というけれど 公共図書館の利用は無料、という前提は法律的に保たれているのみで、どうも最近では理論的、感情的には当然の話ではないらしい。何故無料なのか、そして何故有料にするべきという話が湧き上がっているのかは、ネット上でも方々で専門〜一般利用者的レベルそれぞれ議論されていて、自分の「公共図書館にうるさい」部分からは同意・不同意、ツッコミ、色々意見を言いたくなるのですが、書き出すとかなり面倒なことになるので今日のところは勘弁ということで。  ただ、あんまり利用しない利用者、及び一応の納税者としては、公共図書館の運営ぐらい100%税金で賄うことがそんなに贅沢なことなのかなぁ、と思う。いや、もちろん今のままの公共図書館に対しては安易にそうは思わないけど(何度も言うが資料を著しく消耗品扱いする運営なら税金返せよと思う)、その用の為に公共的に蓄積された知にアクセスする行為で対価徴収を持

    kunimiya
    kunimiya 2007/12/19
    既存のサービス+αを有料化してほしい、というのが有料化論者の主張で、今のサービスが無料ということ自体を変えようとしているわけではないと思っていたのですが、どうなのでしょう?
  • Tohru’s diary

    アウトソーシングのために必要なインソースってのもあってね、 ・かたつむりは電子図書館の夢をみるか 「アウトソーシングが「不可能」な業務は存在しない、が・・」 ・愚智提衡而立治之至也 「「公共図書館=無料貸屋」説雑感」  委託なり指定管理者制度なり形態はともかく、実質的に図書館運営を包括的にアウトソーシングすることはいくらも可能になってますね、制度上は。となれば、あとはどう運営していくかという話なんですが、とりあえず目標は「よりよい(「安い」、「早い」、うまい…はないか)図書館運営」と抽象的にしておきまして、仮定話を進めてみましょう。  で、いざ自治体が図書館運営をアウトソーシングしましょかとなった時、まず必要なのは事業を外に出す訳ですから、その業務の「仕様書」を作成しなきゃならんです。でもそんなん誰が作れます?そこいらの事務屋は一般的な契約のテクニックは持っているでしょうが、図書館勤務

  • Tohru’s diary

    書店に「ないない」、図書館に「あるある」が当然 ・佐賀新聞 「「あるある」撤去広がる 図書館は貸し出し継続」 (2007.1.31)  書店の返品が始まったときに誰かがブログで「で、図書館は?」と書いたのを目にしたときに、「あぁ、やっぱ公共図書館ってそう思われてるのね」と苦笑いをしたんだけど、後日こうやって新聞に載るとはね。  あーゆー事態になったとき、書店としては騒動を逆手にとって販売するという戦略もなくはないだろうけど、書店は損失なしで版元へ返品可能(店頭のは委託販売なんで書店の財産ではない)なシステムである以上、さっさと返品するでしょうよ。まぁ、出版社倒産じゃないので急いで返品しなきゃいけないこともないでしょうけど、もっと確実に売れるはごまんとあるんだから、スペースの無駄ってもんで。屋の売り場ってのは面積に比して溢れまくったの戦場ですから、敗者は去るのみ。  一方、図書館

  • Tohru’s diary - 図書館民営化と公共性の議論に水を差してみる

    図書館民営化と公共性の議論に水を差してみる 何がきっかけか、はてブなんかを軸に標題の議論が色んなブログで盛り上がっているようでありまして(うちのような地味系blogにもリンク張って貰ったり、トラバして貰ったりしてもろてます。皆様、どもども)。こちらのHebiさんのがこの件についてよく纏まったリストになっとりますのでご参考に。  で、ほうぼう斜め読みさせていただきましたが(ごめんね、こらえがなくて深く読まないまま斜めにしたところがあるの…)、図書館民営化(ほんとは指定管理者制度は民営化というよりも委託に近い形態なんだけどさ、なんか議論が民営化に一足飛びになってるので、ここでは敢えてごっちゃにしておく)賛成、反対意見双方に突っ込んで、両者から嫌われてみようかと思う次第で。  まず反対派(主に現役図書館員)は乱暴にまとめると、『市民の図書館』的図書館を根底にして図書館の公共性を訴えておられるよ

  • Tohru’s diary - 貸出されていない資料を使う者としてのワガママですけど

    貸出されていない資料を使う者としてのワガママですけど 今回は、勝手で偏屈な一人の図書館利用者として書くので、いつもお前が話に持ち出している公共図書館の役割やら使命やらということはわざとお構いなしですからして、視野が狭いとかわがままというツッコミはなしの方向で。  私は大人になってから図書館の貸出証というものを一枚も持ったことがないです(大学の学生証は貸出証兼ねてたけど、一冊も借りたことはない)。子供の頃は地元の市立図書館や学校図書館を借りた記憶がおぼろげながらあるものの、成人してからは多分一冊も借りてないんじゃないだろうか。これは、以前から貸出反対!などというイデオロギーの持ち主であった訳ではなくて、借り物の扱いが面倒くさいというのが一つ。例えば飯いながらでは汚すかもしれないし、寝ながらでは寝入ってしまったときページを折るかもしれんと考えると「座って読むことに集中する」スタイルでな

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