213-4(1033)自己主導型学習ガイド ともに創る学習のすすめ マルカム・S・ノールズ、明石書店、2005 Self-Directed Learning 驚いた!1975年に出された本が30年たって翻訳されているのだから。 わたしが人間科学部に入学したのが1975年。教育学を志して、「教育の人間化」や総合学習のカリキュラムづくりをしていたとき、ノールズは、「自己学習」の基本だったと思う。プロジェクト学習の元木先生、発見学習の水越先生などが、人間科学部にはいた時代。 研究者というよりは、実践者である感じが強い教授陣だったなあ。 この本自体は、教授者と学習者の両方が成人である場合、これをガイドとして「自己主導学習とは何か」について学ぶためのものと言える。 大人の学習者は、自分の学習目標を設定することができる、そこが子どもとは違うという。 探究プロジェクトの方法論としては、まず学習契約から入